GMCホイールカバー制作塗装 完成

先日本塗りを終えていたGMCのホイールセンターキャップです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、磨き処理を行っておきました。

フチに入れるゴムは前回3Φの物しか見つからなかったのですが、今回ゴムを取り扱う専門店を見つけたので、3.5Φを入手する事が出来ました。

 ピッタリ嵌るので両面テープも入れる必要がありません。

そして完成です。大変長らくお待たせしました!

最初の状態を紹介させて頂きますね。

最初は3年くらい前にご依頼頂いておりまして、実物(アルミ製)を基にシリコーン型を作成し、

そこからエポキシ樹脂とガラスパウダーを使って複製品を作成し、

以前使って残っていた塗料を使って塗装を施しました。

 凹んだ部分の文字を塗るのはマスキングでは難しい(激しく高コストになる)ので、

先にベースのガンメタを仕上げてから、

  赤をオーバースプレーして拭き取り&削り落すといった方法で表現しています。

これを流し込んで塗るような方法もあるかと思いますが、それだとここまで綺麗には仕上がらないかと思います。

  各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

このホイールキャップの上にある出っ張った部分がホイールの穴に挿し込まれ、下側をボルトで固定するといった装着方法となります。

ただ走っている内にそのボルト自体が緩んでキャップが飛んで行ってしまう!(恐らく合計6個)という事なので、今後はボルトにロックタイト(緩み止め)を塗っておくのが宜しいかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂き誠に有難うございました!

SHURE BETA58Aマイク クロマ風No.2 本塗り

 先日お預かりしておりましたSHURE BETA58ボーカルマイクです。

各部をマスキングし、#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で研磨して足付け処理を行います。グリルボールはペーパーでは網目の奥まで届かない為、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状の研磨剤)を使って作業をします。

よく脱脂清掃し、まずは下色の黒を塗布します。

その後見る角度で色が変わるクロマフレア風の顔料を塗布します。

元々は粉末状で、それをベースコート用の樹脂(MIX599)に数%程添加し、シンナーで希釈して塗っています。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

正面は青、透かしは紫になる事で色の変化が楽しめます(またさらに角度がつくとオレンジ色も見れます)。各画像はサイズの縮小以外は未加工で、実物もこれとほぼ同じ質感・色合いに感じられるかと思います。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フェラーリ430リモコンキー 下準備

 先日サーフェサーを塗っておいたフェラーリ430純正のリモコンキーです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

全体を#600→#800の水研ぎでラインを出し、当たりの柔らかい布状研磨副資材(アシレックスレモン)でペーパー目を均し、窪んだ箇所やフチなどを足付け処理しておきます。

 今回はスクーデリアライン入れを承っていますのでそちらのマスキングシートを作成します。

シルバーのラインを5mm幅に、フチの黒いラインは0.7mm幅とします。

またそれらを貼る為の台紙用シート(幅6.4mm)と、センターに配する事が出来るガイド用のシート(幅6.6mm)も用意します。カッティングプリッターとそれを動かすOSはもはや骨董品ですが、性能自体は問題無く、またオフラインで使っているので安全です。

今回のマスキングは本番では無く事前確認となります。本塗りが始まってからバタバタするのは嫌なので、本番さながらの練習といった感じです。塗料の入っていないスプレーガンを持って車体に向かい、「プシュー」とか口で言いながら仮想オールペンをする塗装屋さんと一緒ですね(他は知りませんが私は塗装前に必ずやっていました)。

まずは6.6mm幅のシートでセンター(中心)を出します。

それに沿ってスクーデリアライン(3本×2)に6.4mm幅の台紙シートを重ねたマスキングシートを貼り、

 センターのガイドシートを取り除き、

台紙シートを剥がして、さらに中央のライン(5mm)を剥がします。良く判らないと思いますが、「黒→青→シルバー」の順番で塗る為のマスキングの練習がこれで完了です。

青はBLU TOUR DE FRANCE、シルバーはArgento Nurburgringを使う(作る)ので、それぞれの配合データを準備しておきます。尚、黒はSTANDOXの原色(MIX571)をそのまま使います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

三菱GTO FRP製アイライン塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていた三菱GTO用の社外品FRP製のアイライン塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は一度自家塗装を試みたような状態でしたが、

 既存の塗膜(サフェ)は一旦全部剥離し、改めて下地からやり直して塗装を施しました。

 色は三菱純正色の「マリアナブルー」(カラーコード:B34)となります。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

断面には巣穴が多くありましたが(これはFRP製品特有です)、綺麗に仕上がっているかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用いただき誠に有難うございました!

ロジクールワイヤレスマウス(OD)分解~色作成

 先日お預かりしておりましたLogicool G PRO wirelessのマウスです。こちらの前にご依頼を頂いておりましたホワイトパールの同型マウスが先日完成しましたので作業着手しました。大変お待たせいたしました!

まずは分解作業です。ソールを剥がし、ネジが見える状態にします(ソールは再利用不可ですがメーカーから新品が入手出来るようです)。

底のパネルを開き、端子を外します。

 バッテリーはステーと両面テープで固定されています。

先ほどのバッテリーを外すとクリックボタンを留めるネジが出てくるので、それらを片っ端から外していきます。ちなみにネジは数種類あるので(恐らくは2種類)、それぞれ着いていた箇所が判るようにしておきます。

クリックボタンが外れると、さらにその奥にシャーシとカバーを固定するネジが出てくるのでそれらも外します。

シャーシがゴソッと外れて、これで分解が完了です。

さらに詳しい分解方法はこちらの記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

分解は今回で3回目なのでさすがに慣れましたが、先日の二回目の組付けはやはり大変でした。塗装後は気を遣う&クリックボタンを知恵の輪みたいに入れないといけないので冷や汗が止まりません。

「G」の部分は本体とは別体ですが、恐らく一度外すと戻らない筈なので、いつも通りマスキングで対応します。また画像だと判らないのですが「G」が出っ張っているのでそれを平滑にしなければなりません。左右にあるパーティングライン(継ぎ目)も消しておきます。

色はOD(オリーブドラブ)でご指定頂いておりまして、それらしい色を色見本から探してみたのですが見当たらなく、

 なので以前施工したチタン製のメガネフレームの色見本を参考にしてみる事にしました。

オーナー様よりご指定頂いた色(CMYK値64.71:52.55:90.98:10.2)見比べてみると、それより明るくした感じです。

と言う訳で、以前作成したチタンフレームの色にオーカー(MIX574)を足し、ご指定の色に近づけました。配合データも残してあるので後で同じ色も作成可能です(後日色見本も作成して残しておくようにします)。

また塗装とは全然関係ないのですが、以前「塗装後の重さはどれくらいになりますか?」といったご質問を受けていて、(そんな事を気にする塗装屋さんは余り居ないと思いますが)私的にも気になったので量ってみる事にしました。

今回の未塗装状態が22.00gで、

前回ご依頼頂いていたホワイトパールのマウスは25.03gでした。

塗装による増加分は3.03gで、はがき一枚分といったところでしょうか。

ちなみにこの時は3回分(3工程分)の塗装を行っているので、一回の塗装では1グラム程となります。作っている量に比べると残るのは極少量なので いつも驚いてます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!