TOYOTA TE47 2TGヘッドカバー塗装承ってます

先日到着しておりましたトヨタTE47搭載予定の2TGエンジンヘッドカバーです。こちらは現在同車のレンズ系塗装と、ルーフサイドモールの塗装もご依頼頂いているオーナー様からの追加ご依頼となります。この度もご贔屓いただき誠に有難うございます!

最初にメールで頂いた画像では比較的程度が良く見えたのですが、塗装の下からは粉が吹いたような腐食が発生していて、

またよく見てみると剥がれた結晶塗装の上から黒(に近いグレー)を塗られている事が判ります。となると実際はかなり広範囲で塗装は剥がれおち、腐食も発生していると思われますので、今回はサンドブラスト処理も行う事で作業を承っております。

具体的に今後の作業内容を紹介しますと、


・アルカリ洗浄槽浸け置き

・溶剤槽浸け置き

・サンドブラスト処理(軽め)

・リン酸処理

・プライマー塗装

・結晶塗装(黒)

・凸部研磨鏡面状仕上げ(クリアー筆塗り含む)


といった工程となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度も当店へのご依頼、誠に有難うございます!

メルセデスW124 M103ヘッドカバー結晶塗装承ってます

先日到着しておりましたメルセデスベンツW124 M103エンジンのヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ぱっと見は状態が良いかと思ったのですが、

やはりと言うか、全体に腐食が発生しています。

塗装が盛り上がった箇所は、素地のマグネシウム合金自体が膨れている状態で、通常のサンドブラスト(吸い上げ式)だと表層しか削れませんから、この場合はブラスト専門店にて強力な直圧ブラストにて根こそぎ削り落して貰います。またその後は耐蝕性の高い浸透型エポキシプライマーを使っての重防錆仕様とします。

裏側のバッフルプレートを外しておきました。

マグネシウム合金のヘッドカバーは裏側にも塗装が施されていて、これが経験劣化と共に剥がれて来ていますから、こちらも一緒にブラストを行い、同じ様にエポキシプライマーを塗っておきます。

ご依頼内容は黒の結晶塗装で、フィンの部分は削らず、塗装したそのままの仕様で承っております。

色は違いますが以前施工した事例が同じような内容ですのでそちらを紹介します。

下地処理から最後の仕上げまで、色以外はこの時と同じ内容となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!