レンズ関係透過性塗装 下準備

先日に引き続き、次の透過性塗装のターンで本塗り予定のサイドバイザーやテールランプ等レンズパーツ一式の下準備となります。

テールランプは電球が装着される周りはパッキンで防水になっていますが、それより外側には雨水や埃が入ってしまうので、使っている内に汚れてしまい、また通常その部分は見えないので清掃が出来ません。

また下手に水を使うとテールランプ内部に水が入ってしまうので、一般的に洗浄は難しい部品かも知れません。

と言う事ですが、塗装する際にはまずその前にしっかり清掃をするのでご安心頂ければと思います。

何種類かのブラシと綿棒、エアーブローが出来る設備があれば、通常作業が難しい箇所でも清掃は可能です。あとはよく水気を取って乾燥させておきます。

テールランプのように反射板が無いタイプ=バイクのスクリーンや今回のようなサイドバイザーの場合、そのままマスキングテープを貼ってしまうと光を透過しなくなり、塗っている時にスモークの濃さが判らなくなってしまうので、反射フィルムや透明なシートを使って養生します。今回はスモーク塗装済みのサイドバイザーをお借りしていますのでそれを参考に出来ますから、反射フィルムは使わず全て透明シートで対応しました。ステッカー等を転写させる際に使う糊が残らない低粘着のアプリケーションシートですね。

水気が飛んだらテールランプもマスキングします。シビックのセンターガーニッシュは左右の角が割れた際の補修歴があるので、そこの補強もしておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

12月12日(月)代替え休業日のお知らせ

平素は格別のご高配を賜りまして誠にありがとうございます。

12月12日(月曜日)は、11月23日(勤労感謝の日)の代休として休業日とさせて頂きます。

ご不便をおかけしてしまうかも知れませんが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

レンズ関係透過性塗装 下準備

次の透過性塗装のターンで本塗り予定のサイドバイザーやテールランプ等レンズパーツ一式です。画像には映っていませんが、レクサスRCFのテールランプも一緒に行う予定です。


アルファードフロントエンブレム塗装承ってます

レクサスRCFテールランプ塗装承ってます

シビックテールランプ&リヤガーニッシュ塗装承ってます

スバル360テールレンズ塗装承ってます

ランドクルーザーサイドバイザー塗装承ってます


ここのところレンズ系塗装の御依頼が多く、先日終わったばかりでかなり早い作業着手となりますが、既に次のターンも埋まっているような状況です。

スバル360のテールレンズは先日下塗りのクリアー塗装が終わっていて、2回目の本塗りの前にガスケット(パッキン)を作成しておきます。

紙の上にテールランプを置き、フチを鉛筆でなぞって輪郭を描きます。

それをスキャナーでPCに読み込み、ガタガタした箇所を均しつつ自然な曲線に修正し、内側に4mmオフセットした線を作成します。

出来上がったデータを使って、まずは要らない紙にレーザーカットします。

この辺の作業は仕事では無く個人的な趣味のような感じで、以前の自動車補修塗装(板金塗装)ではこういった時間的な余裕は全く無かったのですが、今はある程度好きな事をしていても大丈夫な状況に出来た事は幸いだと思っています(それでもこれらは将来への投資的な事で、仕事に繋がらないような事は出来る余裕はありませんので念のため)。

カットした紙を合わせてみて細部を修正し、良ければ本番に行きます。

素材はEPDMのスポンジシートで、

厚み3mmと2mmの二種類をカットしました。

私的には2mmの方が良さそうな感じです。ちなみに実際に貼り付ける場合は、レンズ下部にある水抜き用の欠けた箇所に合わせてスポンジもカットして取り付けます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

マウスカバー 本塗り

先日お預かりしておりましたマウスカバーです。

現状は艶ありの黒に塗装されていましたので、全体を#800→#1300の空研ぎで足付け処理を行いました。

脱脂清掃し、念のためフチ~裏側に周り込む部分までプラスチックプライマーを塗布しておきます。

そしてベースコートを塗布します。色はVW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)となります。

続けて艶消しクリアーを塗布します。

・・・が!

クリアーを塗った途端、フチの色が変わりました。これは所謂「滲み」(ブリード)ですね。

塗装されている部分は問題無いのですが、

プラスチック素地が露出していると思われるフチや角で色が変わっています。恐らく元々塗られていたのは「艶あり黒」では無く「透明なクリアー」で、黒の色自体は樹脂素地の色=着色樹脂だったと思われます。この場合、樹脂中に練り込まれた染料が溶剤に溶け出す事によって色が滲んだようになります。元々塗装が前提とされる自動車部品でこういった事はまず無いのですが、家電製品等では「より黒く見せる為」としてこういった事がされているのをよく見受けられます。

と言う訳で、その後熱を入れて塗膜を完全硬化させ、後日改めて同じ仕様=キャンディホワイト+艶消しクリアーで本塗りを行いました。

今度は大丈夫です。

塗装の対象を自動車関係から小物全般に移してからはこういった想定外の事は多々発生していて、最初の事はかなり凹んだ時もありましたが、今は納期を未定にする事で時間的に焦る必要は無くなりましたから、比較的落ち着いて対応出来るようになっています。今回も一回目の本塗りは結構前に行っていたのですが、その後同じ白で塗る御依頼が入ったのでそれと一緒に行う事でロスを減らしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!