BMWヘッドカバー結晶塗装 本塗り

bmw50 こちらも大分お待たせしました!と言うのも内部に残ったオイル汚れが想像以上に凄く、洗浄液への浸け置きが随分長くなっていたのです。ただこれのお陰でかなり綺麗になっていると思いますから御安心下さいませ(実際はプレートで中が見えないので想像ですが)。

bmw51 洗浄液から出したら綺麗な水で良く洗い流し、一旦良く乾かしたらリン酸で処理をします。金属に水が残っているとリン酸の反応が悪いようなので処理前にはよく水気を乾かしています。水が残っていると希釈されてしまうから当然と言えば当然なのですが、どうも金属がよく乾いている方が反応速度は速いように感じます。実際の所はどうなのでしょう。

リン酸を塗って数分~数十分置いたら水で綺麗に洗い流し、それも良く乾いたらマスキングをしていよいよ本塗り開始です。まずはプライマーの塗布ですね。

bmw52そして今回はブルーの結晶塗装を塗布しています。画像は既に焼付け乾燥させてチヂレ目(結晶目)が出た状態です。良い感じに結晶目が並びましたよね。

後は後日凸部を研磨して光らせたら最後にそこにクリアーを筆で塗って完成予定です。恐らく今週末には出来るかと思います。もう少々お待ち下さいませ!

 

バラ型のレッドキャンデー塗装 完成

rose こちらもお待たせしました!余ったクリアーをシリコン型に流し込んで造ったバラの造形物です。それにいつものレッドキャンディー塗って仕上げました。

御依頼の数については実はまだ伺っておりませんでして、とりあえず御希望の物と数量だけ決め手頂ければと思います。

上の画像で手前中心にあるのが「レッドキャンディー+スモーク」で、ちょっと濃い目の色味になっています。

rose1 上の画像は手前のバラがノーマルのレッドキャンディーです。

rose2この画像の手前の方にあるのは薄めの赤に仕上げた物で、使っている塗料自体は他と同じですがコート数(膜厚)が薄いのでピンクに見えています。

それではお好みの物を選んでくださいませ。余った物はうちの見本品となりますから一個だけでも大丈夫ですよ(それじゃわざわざシリコン型を買った意味が無いでしょうが・・・)。

あと別件でお預かりしているサーモスのマグは、実は作業はこれからでして(すいません・・・)、その間ゆっくり御検討頂ければと思う次第です。

どうぞ宜しくお願い致します!

 

インプレッサテールランプ(from新潟) 完成

impniigata10 こちらもお待たせしました!新潟からご依頼頂いておりましたインプレッサのテールランプも本日完成となります。(恐らく)車は一台なのに今回同じ内容で2セット目のご依頼なんですよね。余程気に入って頂けたようで有り難い限りです。

impniigata11 今回御依頼頂いた時のメールを紹介させて頂きますと、

「前回、仕上げて頂いたWRX STI テールランプの仕上がりには大変満足しております。
交換部品用に前と同じ仕上げでお願いしたいので、テールランプ一式送りたいと思います」
との事です。以前のプロフィット(自動車板金塗装)の時のお客様で、フォルクスワーゲンLUPOが大層気に入ってしまったようで、何と車体を二台購入してしまった方がいらっしゃいましたが確かに気持ちは判ります。ただ実際にそれをやるとなると話は全然違いますけどね(恐)。

impniigata12

 

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度もご贔屓頂き有難う御座いました!

 

オデッセイテールランプスモーク塗装 完成

odyssey7 大変お待たせしました!オデッセィの純正テールランプ、本日完成となります。

スモーク濃度は「極薄めと薄めの中間」で、バックランプ部分(クリアー部分)はクリアー抜きとしてスモーク掛けていません。ただスモークの濃度自体が抑えてあるので違和感が無いですよね(その分本塗り時の調整には苦労しましたが・・・笑)。

od磨き作業時の画像もありましたのでちょっと紹介しておきますね。ポリッシュの工程は自動車ボディの場合と同様で、対象物が小さくなったからといって作業工程が減ったと言う訳ではありませんかね。面積は当然小さくなりましたからその分は楽にはなりましたが。

今回はバフは3種類、コンパウンドも3種類で対応しています。

odyssey8言われないとスモーク塗装が施されているとは気付かないと思いますが、今回指定の濃度「極薄めと薄めの中間」はまさにそこが狙いですからこれで良いんですよね。元の状態を知っている方は「???」と思う筈です。

odyssey9今回は訳あって二工程の塗装となりますから塗膜自体は通常より厚くなっている筈ですが、かといって「タップリ塗っている」とは感じ無い仕上がりになっていると思います。これは自動車車体の塗装屋さんが一番気をつけている事で、「如何にも塗りました」といった仕上がりが一番マズイと考えていますので。

ボディパネルであれば「新車肌」に合わせて肌を作る事が基本ですが、小物製品だとそれとはまたちょっと違いまして、ただ時々見かけるような「艶は出ているのに肌がデロデロとした違和感のある塗膜」(=タレ肌ですかね)だけはやってはいけない事だと思っています。一番はやはり「塗ったとは思えない仕上がり」が重要ですかね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

何とかやりきりましたが・・・

pop6

長らくお待たせしておりましたBOMAのカーボンフレーム&フォークは本日無事本塗りを終えました。ただ何だかんだ塗り始めてから終わるまで12時間も掛かってしまいましたが・・・。流石に今日は疲れました。

紹介すると非常に長くなりますのでこちらは改めて後日とさせて頂きますね。ちなみに今日だけで3キロ痩せました(これはこれで嬉かったですが)。

pop5

上のマスキングは滑走路のセンターラインを塗る為のマスキング作業です。その後こんな感じで自転車のトップチューブ上に戦闘機を配置したのです。無事ランディング出来ていますので御安心下さい。

仕上げは艶有りですので最後はテロテロに仕上がっています。ただまだ熱を入れていないので逆さまの状態ですからそれだとこの飛行機は見れないんですよね。もう少々お待ち下さいませ。

尚明日は銀行に寄ってからの出社となりますので少し遅れる予定です。何卒ご容赦下さいませ。