フィアット アバルトテールランプ 本塗り

先日下準備を行っていたフィアット アバルト純正テールランプです。

よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗ったら本塗り開始です。

濃度は以前ご依頼頂いた社外品テールランプの時と同様にと承っておりますので、

そちらを見ながら濃さの微調整を行います。

スモーク濃度が決まったら、最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

テールランプ関係の透過性塗装を行う前は、ブース内の床・壁・塗装台・棚板をスチーム洗浄して室内の埃を全部洗い流しています。

実際それが一番効果がある訳ですが、1セットだけの為にそれをやっていると採算が合わなくなってしまう為(または塗装費がさらに高くなってしまう為)、今回のように数セットを纏めて塗るようにしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フェラーリベルリネッタテールランプ 本塗り

先日下準備を行っていたフェラーリベルリネッタの純正テールランプです。

元々何かしらの塗装が施されていて、ただそちらが余り芳しく無かった為、一旦下塗りとしてクリアーを塗ってあります。なのでプラスチックプライマーを塗る必要は無く、ベースコート(スモーク)からのスタートとなります。

ご指定頂いた画像を参考に、スモークを重ねていきます。

ちなみに7年使い続けたiPadはバックライトが暗くなって来た気がしたので、少し前に今回新しい物を購入しました。Liquid Retinaディスプレイは見やすくて仕事効率が上がった気がします。

濃度が決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

元のようなデロデロとした肌は大分払拭出来たと思います。

また窪みの角に溜まっていたようなクリアーも全く感じられなくなっているかと思います。ちなみにテールランプをそのまま台に置くと傾斜して同じ様にそこに溜まるようになっているので、テールランプの下には芯棒をくっ付けて角度を調整しています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

VWゴルフⅠ テールランプ 本塗り

先日下準備を行っていたフォルクスワーゲンゴルフ1の純正テールランプです。

その後割れていた箇所は修理しておきました。

プラスチックプライマーを塗布し、ベースコート(スモーク)を塗り重ねていきます。

濃度は、以前同オーナー様にご依頼頂いたいすゞ117クーペのテールランプより半段階だけ濃い感じに調整しています。

濃度が決まったらいよいよクリアーとなりますが、この時点で一旦昼休憩となります。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

一緒にご依頼頂いているワイパーとフロントグリルはまだ先になりますが、テールランプのご依頼数がかなりの量になってしまった為、こちらを先行してスタートさせております(次とその次のターンも既に埋まっておりまして、今後のご依頼では完成するのは冬になってしまうかと思います。ご不便をお掛け申し訳御座いません・・・)。

側面は昔ながらのカットガラス風で、普通にペーパー掛けしても谷の部分には足が付かないので(傷が入らないので)、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使っています。

それでは次はフロントグリルとワイパーアームの作業を進行していきたいと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

TOYOTA TE47レンズ類 塗装承ってます

先日到着しておりました、トヨタ47のレンズ類一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は、各パーツのリフレッシュといった感じで、例えば上記のテールウィンカーレンズは、一番左側の「現車」のオレンジに合わせ、右の2セットを透過性の橙にします。「現車」は色味(橙)はそのままで、そちらも含め全てのレンズにクリアーコートします。またクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

サイドマーカーは画像右下が新品で、それに比べると確かに他の4個が薄く感じる所もあるので、これらも透過性の橙=オレンジキャンディーに、クリアーコートを行います。

ぱっと見は綺麗に見えるのですが、よくみると小傷が入って艶が無いのが判ると思います。やはりと言うか古い物ですので、どれも大体このような状態になっています。

テールレンズは2セット+1で、合計5点となります。

ステンレス板の上に置いたり、陽にかざして見たりしましたが、こちらは褪色しているようには見受けられなかったので、テールレンズに関してはクリアーコートのみとします(ただ足付け処理等は同じ様にするので、手間的には殆ど変わりません)。

そしてヘッドライトカバーです。こちらはPAAM(アクリル樹脂)では無く、PC=ポリカーボネート樹脂と思われます。

こちらもクリアーコートのみ、ただし裏表共に全体に傷が付いていますので、それぞれ2回に別けて行います。

こちらはナンバー灯のレンズです。

こちらも外側・内側共に汚れているので、それぞれ2回に別けてクリアーを塗ります。イメージとしては、以前施工したバンデンプラの記事にあるスーパーセブンのレンズ塗装が判り易いかも知れません。

さらに後日追加でこちらのパーツもご依頼頂きました。

サイドマーカーは新品が入手出来たとの事で、こちらはクリアーコートのみとします。

室内灯は透明では無く、もしかしたら最初から白く濁っているのかも知れません。

こちらも裏表共にクリアーコートを行います。

フロントウィンカーレンズはクリアーカバーの裏にオレンジのカバーを溶着した物で、取り外すことは出来ませんが状態は悪くないので表側からクリアーコートのみとします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

 

尚、テールランプ関係は現在かなりのご依頼が入っておりまして、次のターンは既に埋まっている為、その次以降での作業を予定しております。ですのでこちらも完成は秋ごろ、さらに新たにご依頼頂く案件は年末くらいになってしまうかも知れません。ご不便をお掛けして誠に申し訳御座いませんが、何卒ご理解を頂ければ幸いです。

アランミクリメガネフレーム 下準備

先日色を作成してテンプル部の塗膜を剥がしておいたアランミクリのメガネフレーム2個です。

次はフロントの塗膜を剥がすので、蝶番部分とテンプルをマスキングします。

ブラストボックスにフレームをセットし、

サンドブラストで塗膜を剥がします。

よく脱脂清掃し、マスキングを貼り直します。

鼻当てが着く部分のネジ穴には仮のネジを入れてマスキングをしています。

台にセットし、

プライマーを塗布します。

この後は数日寝かし、まずはフロントから、その後テンプルを塗ろうと思います(逆になるかも知れません)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!