フリードHVリヤメッキガーニッシュ塗装 完成

先日本塗りを終えていたフリードのリヤガーニッシュですが、元々着いていたクッションテープを剥がしておいたので、そちらを作成します。

ゴム板は再利用が出来たので両面テープを貼り換え、EPDMのクッションテープは新しい物で貼り直します。

そして完成です。お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はこの様なABS樹脂に装飾クロムメッキが施された状態で、

それに通常の塗装と同様の密着性を保持出来る下地処理を施した上で、

ホンダ純正色「クリスタルブラック」(カラーコード:NH-731P)で塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

アウターハンドルやナンバー灯が着く部分は、車体に装着するとほぼ見えなく(見なく)なってしまいますので、

目立つ面を上にし、こちらを側面(垂直面)にして固定した状態で塗装を行っています。

ですので塗り肌としては上面に比べると劣ります。

ただ実際の車体の塗り肌(新車肌)としては、こちらの方が近いと思います。大きい面積で見ると綺麗に見えますが、実際の車体の塗装は鏡のように映り込んだりはしませんからね(センチュリーやマイバッハ辺りは別だと思いますが)。

上面に関しては極力肌を残さないような塗り方をしているので、側面と比べると全然違うと思います。

ただ単に厚塗りしている訳では無く、ガン距離をかなり近づけ、使用するハードナーやシンナーの揮発硬化速度を遅くしてレベリング重視の仕様にしています。通常小物を塗る場合早めに設定にするところですが(私が車体を塗っていた時はそうでした)、現在はそれとは逆になっています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠に有難う御座いました!

RB26→RB28タイミングベルトカバー サフェ入れ

先日アルミ板から切り出した「8」を取り付けておいた日産GT-R用RB26エンジンタイミングベルトカバーです。

「8」の厚みは3mmで、このままだとこれだけ出っ張ってしまっていますから、

#120で研磨して高さを合わせます。ちなみに土台自体がカーブしているので「8」は同じ厚みでは無く、右側が少し分厚い感じになります。

フチに筆塗りしたエポキシプライマーサーフェサーを研磨します。刷毛目の段差を均しつつ、足付け処理を行うといった感じですね。

その後よく脱脂清掃し、台にセットします。

サンドブラストしたのに汚く見えるのは、その後行ったリン酸処理による物です。

裏側もリン酸処理してあります。サンドブラストだけで十分ではありますが、洗浄を兼ねているところもあります。

ついでに私物(バイクのトップブリッジのネジ)もプライマーを塗らせて頂く事にしました。買ったのが4月で、本体は既に結晶塗装をしてありますが、こちらはようやくプライマー塗装まで漕ぎつけました。どうしても自分の事は後回しになってしまいますね…。

まずは裏側にプライマーを塗布し、

続けて表側にもプライマーを塗布します。

プライマーは金属と塗料とを密着させる事と、腐食(錆)を防止する効果があります。

続けてサーフェサーを塗布します。

サフェ自体にもプライマーの効果はありますが(プラサフ=プライマーサーフェサー)、厳密にはそれだけではプライマーの効果が低いので、サフェの前にそれを単体で塗るようにしています。ディーラーの内製工場(一応メーカーの集中センター正社員)で働いていた時はこんな事はせず直接サフェを塗っていて、その後ISOを取得する為と、塗料メーカー(当時はDUPONT)のライフタイムワランティー(塗膜永久保証)のプログラムに参加して「プライマーは必須」と言う事を習いましたが、結局採算性優先の状況&個人で責任を負わない状況では、誰もそんな事をしていなかったのが現状でした(特にその後社内外注さんが入って来て、さらに効率優先の姿勢が顕著になりました)。

 

その後独立して全ての責任を私一人で負うようになると、自然と「どうやったら問題なく長持ちする塗膜をつくれるか」と言う事を考えるようになりました。今の時代では当然だと思いますが、昔は足付け処理とかしないまま(安易に密着剤を使って)塗装するような場面が結構よく見られたんですよね。

サフェはこの後の研ぎでライン出しを行う役目があるので、しっかりウェットコートで5回程塗り重ねました。一度に厚く塗るとトラブルが起こるので、コート毎に15分程度のフラッシュオフタイム(コート間の乾燥時間)を設け、1時間以上掛けて塗っています(雇われの身だったらこういった小物にサフェを塗るだけで1時間以上掛けていたらクビになるか相当な陰口を言われていると思います)。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ナンバーフレーム塗装承ってます

先日到着しておりましたナンバープレートフレーム(ナンバーブラケット)2台分(4個)です。こちらのオーナー様は現在スイフト用のフォグランプアタッチメント塗装の御依頼を頂いている方でこれらを追加で承りました。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

現状はカーボン柄に水圧転写された状態で、

スイフトのフォグランプアタッチメントと同じ「艶あり黒」で、クリアーも同様にクリスタルクリアーへの変更で承っています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバル360テールランプ塗装 完成

先日本塗りを終えていたスバル360の純正テールレンズです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、予め作成しておいたガスケットを貼り付けます。

接着剤を塗布し、位置がズレないようマスキングテープで固定しておきます。

しかしそれにしてもこの構造だと横から見た時にパッキンが見えてしまうのでは?と思いましたが、どうやらこのレンズはボディの窪みに嵌るようで、さらにそこにメッキの枠が被さって見えなくなるようです。なるほどですね。

そして完成です。お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態で、

劣化した被膜のような物を削り落とし、凸文字周りはウェットブラストで研磨足付け処理を行っています。

またプラスチック素地にも細かいクラックのダメージが出ていたので、それはクリアーの下塗り(2度塗り)で対応しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

着色はしておらず、クリアー塗装のみとなります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠に有難う御座いました!

シビックテールランプ&リヤガーニッシュ塗装 完成

こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたホンダシビックの純正テールランプ&リヤガーニッシュの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物に、

薄いスモーク塗装を施しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

リヤガーニッシュの両端の角は元々修復歴があって、

簡単に取れそうでは無かったのでこの状態のまま透明エポキシ接着剤で補強と研磨を行いました。

さらにスモーク塗装を行った事で元に比べると大分目立たない状態になったと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!


後日オーナー様より画像とコメントを頂戴したので紹介させていただきます。

「濃度について、水漏れ跡の隠蔽と純正感を損なわないギリギリのラインを現物合わせで攻めていただき、最高の出来栄えです!やはりこのバランスは経験と感性が生み出す真似できない芸術作品です!センター部の割れについても、依頼の隠蔽だけでなく、補強、面出しなど手間を惜しまず丁寧な仕事をしていただき、外観では全く分からないレベルになりました!

やはり職人の魂の込めた仕事には息吹が宿り、細部や1つ1つの仕上がりの完成度より独特のオーラを放ちます!一生物ですわ」
とのお言葉を頂戴しました。わざわざご報告&画像の送付、ありがとう御座いました!