ランエボⅩヘッドカバー塗装承ってます

先日到着しておりましたランサーエボリューションXのアルミ製ヘッドカバーです。この度の御依頼、誠にありがとうございます!

御依頼内容は「結晶塗装の赤」で、以前施工した事例の画像を紹介させて頂きます。

色はこの時のような鮮やかな赤の結晶塗装で承っています。

尚、今回御依頼頂いたのはアルミ製のヘッドカバーですが、

この時は樹脂製のヘッドカバーでした。

その後今回と同じくアルミ製のヘッドカバーを、こちらは結晶塗装では無くレッドキャンディーでの施工となりました。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ホンダライフ360ヘッドカバー 本塗り

先日お預かりしておりましたホンダライフのヘッドカバーです。その後アルカリ洗浄槽で浸け置きをしておきました。

各部をマスキングし、サンドブラストを行います。腐食は見られなかったのですがツルツル過ぎると塗装の密着性が悪いので(リン酸処理だけでは十分な素地調整が出来ない恐れがある為)、足付け処理の為にブラスト作業も行っています。

その後リン酸処理を行って洗浄をし、改めてマスキングをし直します。

まずは全体にプライマーを塗布します。

ホースパイプ部は結晶塗装を塗らないようにしたく、ただアルミ素地のままだとそこから腐食する可能性があるのでここもプライマーを塗装し、見た目をよくする為にベースコートの黒を塗っておきます。

そこが乾いたらマスキングを行います。

結晶塗装用の塗料(リンター)は使い易いよう予め小ボトルに小分けしていますが、黄色は余り使う出番が無い為、購入した4キロ缶そのままにしています。長く使わないと主な成分(樹脂と顔料)が底に沈殿して固まってしまっているので、攪拌棒を使ってしっかり混ぜ合わせておきます。鮮やかな黄色なのに黒い何かの成分が浮いているという事は、恐らくこの辺がチヂミに必要な成分なんでしょうね。

色はこの時のCR-Xのヘッドカバーを参考に、結晶塗装用原色のイエロー・オレンジ・黒・白を混ぜて作ります。

出来上がった色を全体が均一になるよう5コート程塗布します。

以前は結晶塗装関係の御依頼品を3~5個程纏めて塗るようにしていましたが、塗装中に余りの緊張状態で心拍数が上がって倒れてしまいそうになる事が多いので、最近は採算が合わなくても一個ずつ塗るようにしました。いずれ結晶塗装は受付を辞めるか、もう少し費用を上げさせて頂かないと今後続けるのは厳しそうですね。

その後120℃~170℃程の熱を掛けて塗膜を硬化(熱重合)させます。

そして本塗り完了です。お待たせしました!

この後はもう一度恒温機で120℃30分程の熱を掛けて2度焼きを行います。

その後「HONDA」とその周りの枠を削ってアルミ地を光らせ、腐食の進行を遅らせるようクリアーを塗っておくようにします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

NCロードスター樹脂製ヘッドカバー 下準備

先日お預かりしておりましたマツダNCロードスターの樹脂製ヘッドカバーです。その後アルカリ洗浄槽に浸け置きして油分を除去しておきました(こちらの製品は新品でも油分が付着しているので作業前の洗浄は必須です)。

まずは塗装前の下地作業=足付け処理として、サンドブラストを行う準備をします。各部のマスキングですね。

 

足付け処理はペーパー等で研磨して被塗面に傷をつければそれで良いのですが、今回のような歪な形状、特に「谷」のライン部はどうしても当たりが甘くなってしまうので、

複雑な形状でも被塗面を荒らしてくれるサンドブラストが有効です。

ただし通常の塗装でこれを行うと素地が荒れすぎてこの後の処理が大変になり過ぎる為、これは結晶塗装前に限ります。通常の塗装では当たりが柔らかく被塗面の摩擦熱を抑えられるウェットブラストが有効です。

その後マスキングを剥がし、よく洗浄します。

「DOHC 16-VALVE」の凸文字はシルバーで塗装する為、#600→#800→#1500の水研ぎで表面を平滑にしておきます。この後再びよく洗浄し、シリコンオフで洗い流すようにして脱脂処理を行っておきます。

凸文字部の塗り分け方法としては、先にその周辺をシルバーで塗装し、凸文字天面をマスキングして結晶塗装を行います。こちらは以前作成したデータがあるのでそちらを利用します。

一部、テープでマスキングするのは難しい箇所は、

 

その形状に合わせたデータを作成し、

レーザー加工機でアクリル板をカットし、

マスク用の蓋を作成します。PMMA=アクリル樹脂は熱に弱いですが、今回の為の使い捨てなので変形しても問題ありません。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ホンダシビックヘッドカバー結晶塗装 完成

先日本塗りを終えていたホンダシビックのヘッドカバーです。その後120℃30分程の熱で二度焼きを行っておきました。

凸文字部は#120から始めて#180→#240→#320→#400→#500→#800の順番で研磨してアルミ地を光らせ、

腐食の進行を遅らせられるようクリアーを筆で塗ったら最後に60℃40分程の熱を掛けておきます。

そしてお待たせしました!ホンダシビックのワンカムD15Bエンジン用ヘッドカバー結晶塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々の状態としては全体に腐食が出ていたのでサンドブラストを行い、

黒の結晶塗装を施しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

ボルト取り付け部も一緒にサンドブラストを行っているので、その部分にもプライマーを塗っていて、

ただしそこは結晶塗装では無く、ベースコートの黒を塗っています(結晶塗装で塗ってしまっても問題は無いかと思いますが見た目的にこちらの方が格好良いので)。

プラグキャップ取り付け部も同じように結晶塗装にはせず、プライマーとベースコートの黒塗装で膜厚を薄くするようにしています。ここの場合はプラグキャップの取り付け不良が起こらないようにですね。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ホンダシビックヘッドカバー 本塗り

先日お預かりしておりましたホンダ シビック用のワンカムD15Bエンジン用ヘッドカバーです。その後アルカリ洗浄槽にて浸け置きし、裏側のバッフルプレート部をマスキングしておきました。

今回は腐食が酷いので、ボルト穴周りやプラグキャップ取り付け部も一緒にサンドブラストを行います。

いつもは吸い上げ式のブラストガン(画像に映っている物)を使いますが、

今回は腐食が酷かったという事もあり、直圧タイプを使う事にしました。

その後リン酸処理→洗浄を行い、よく乾燥させておきました。

マスキングもやり直してあります。

まずは全体にプライマーを塗布します。これを塗らないと経年で塗膜が剥がれ腐食が発生します。ホンダの純正ヘッドカバー(特に結晶塗装済み品)がペリペリと剥がれるのは、金属素地に直接上塗り(結晶塗装)を行っているからですね。

続けて塗膜を厚くしたくない箇所にベースコートの黒を塗布します。ボルト取り付け部・ホースパイプ部・プラグキャップ取り付け部です。

ベースコートの黒が乾いたらそれらの箇所をマスキングし、

結晶塗装の黒を塗布します。こちらは専用の塗料で、大泰化工社のリンターなる製品となります。全体の塗膜が均一になるよう、ウェットで6コート程塗っています。

その後120℃~170℃程の熱を掛けて塗膜を硬化(熱重合)させます。

30分程熱を掛けたら一回目の焼付け完了です。

マニュアル上だと120℃15分で焼き付け完了なのですが、実際にはそれだと焼きが甘い感じがするので、後日恒温機で120℃30分程の熱を掛けて二度焼きを行います。

その後VTEC HONDAの凸文字を研磨してアルミ地を光らせます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!