カローラセダンフロントグリル 塗装承ってます

corollaこちらも先週に到着していたカローラセダンのフロントグリルです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

状態としてはメッキが施された物で、ただこのまま通常通りに塗装を行っても装飾クロムメッキには塗料の密着性が著しく悪いですからいつものようにメッキ素地用の下地処理を行ってからの塗装となります。

ちなみに市販されている「密着材」でもある程度の密着性は確保出来るのですが、如何せんそれが経年性能が落ちないか、またはある所をきっかけにして被害が大きくならないかと言うと私的にはやはり疑問に行います。だとしたらそもそも足付け処理なんて作業は必要無いですし、私の仕事ももう少し楽になっている気がしますので・・・。

まあ需要と供給は色々な形があるので否定はしませんが、作業する側にはそれに伴うデメリットを説明する責任と、作業を依頼する側はそれなりに情報を収集するなどの努力が必要になってくるかと思います。本当はそんなギスギスした事は必要無い方が良いんですけどね。ネットで便利になった分これが中々難しいのです。

という事で、ご依頼の色はトヨタの純正色である「ブラックマイカ」(カラーコード:209)で承っております。マイカ=パールですからブラックパールですね。ボディ同色仕様でしょうか。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

ピラー用ステンレスプレート 塗装承ってます

pillar届く部品に対して紹介が全く間に合っておりません。と言うか一個完成させる内に何個も新たなご依頼が入ってくるのでもう依頼品のダンボールが山積み状態になってしまっております。お待たせしている方々には申し訳御座いませんが何卒もう少々お待ち頂けますよう御願い申し上げます。

そしてこちらはドアピラーに貼り付けるステンレスプレートです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

よくアメ車などのカスタムカーでメッキパーツを増やすような演出に使われたりしますよね。今回はこちらを「艶有りブラック」、オプションでクリスタルクリアーで承っております。

pillar1 表面が曇って見えるのは保護用のフィルムが貼ってある為で、それを剥がすと綺麗なステンレス素地が出てきます。

ただ今回の部品は角が若干折り曲がった箇所もあるので、その辺は軽くハンマリング~サンダー研磨で修整しておく事とします。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

KUWAHARAフレーム&フォーク 本塗り

kuwahara9 こちらもお待たせしました!KUWAHARAのBMWフレーム&フォーク、無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

上の画像はサフェーサーを研ぐ前の状態で、黒い点々はガイドコートですので気にしないでください。

kuwahara10そしてサフェ研ぎ完了です。サフェ研ぎの工程としては、最初は#320で全体的に粗研ぎをし、その後目消し用の研磨副資材で目消しを行います。画像に写っている青いもの黄色い布状の物がそれで、最初に青い方(#320)で目を消し、続けて黄色い方(#800)で仕上げます。業販価格でも一枚¥100くらいですから研ぎ用の副資材としては高い方ですが空研ぎでも目詰まりがし難いので錆び易いクロモリ素材などには非常に有効です。最後まで水研ぎは必要としません(今では普通の事ですがちょっと前まではこんな事信じられなかったんですよ)。

kuwahara12そして本塗り完了です。うっかり途中工程の画像を撮り忘れてしまいました・・・申し訳御座いません・・・。

kuwahara11  見切り部分に関してはオーナー様より指示書(画像)を頂いておりましたのでそれを基に各部計測して再現してあります。

ちなみに色を塗る順番ですが、今回は先にレッドパールを全体に塗ってから白を塗っています。どうやら純正もこの順になっているらしく、どうしてこの順番なのかと言うと私にも判りません(笑)。作業効率や隠蔽性などを考えると今回の色の組み合わせであればどっちも変わりは無かったと思います。それならばと言うことで私も純正通りにしてみた次第です。グラデーションは白→レッドパールの方が綺麗にいくような気もしましたが・・・どうなんでしょう。

kuwahara13 私が普段行っている塗装ではこういった「グラデーション」が必要となる場面は余り少ないのですが、基本的には「ボカシ」と変わりはありませんのでそれと同じ感じで行います。と言っても白の場合は顔料のサイズが大きいというか馴染み難いので有名ですので(白に白でさえボカシ際は目立ちます)この辺りは気を遣いまいた。

ベースとなるレッドパールはいつも通り口径1.3mmのスプレーガンを使い、その後に塗った白は口径1.0で、さらにボカシ際(グラデーション部分)は口径0.3mmのエアーブラシを使っています。この辺は技術云々ではどうしようも無いので工具の能力に頼るに限ります(むしろ過信こそが危険ですので)。

kuwahara14そしてフォークも無事本塗り完了です。こちらは単色ですので特に大きなプレッシャーも無くいつも通りの仕事ではありますかね。先ほどは軽く紹介していますがグラデーションは神経も時間もかなり使いますので・・・(なので割増費用が掛かります)。

それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

ホンダアコードヘッドカバー 結晶塗装完成

accord こちらもお待たせしました!アコードのヘッドカバーも本日完成となります。

黒の結晶塗装に見えますが結構粗めのメタリックが入っていて光に当たるとかなり輝きます(明るくなります)。

accord1 角度を付けて光に当たるとこんな感じになります。今回の色は「NISMO RB26DETT R2エンジンのヘッドカバーの色」をイメージして作りました。画像じゃ判らなかったので横浜大黒町のNISMOまで行って見て来たんですよね(笑)。

accord2光が当たらないと比較的黒い色なので凸文字は研磨して光らせると比較的目立つようになりました。その他のアルミ素地が見える部分と相まって良い感じですよね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

 

スクーターバイク フェーエルカバー塗装 完成

bike11 こちらもお待たせしました!スクーターバイクのフェーエルカバー(ガソリン給油口の蓋部分)とその取っ手は本日完成となります。

bike12 こちらも先ほど紹介したランエボの内装パネル同様、表面はザラザラとした梨地になっていました。ただこちらの方は比較的粗い梨地だったので二度塗りだけでは対応出来ませんからいつも通り「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で下地を平滑に仕上げています。手間と時間(とお金)は掛かりますがザラザラとしたあの状態からでもここまで艶のある仕上がりにはなるのです。

bike13実際に組み付けるとこんな感じになるのだsと思います。中々しっくりくるというか高級感あり過ぎな気もしますが(笑)。

ちなみに裏側も同じように色は塗れていますので御安心下さい。厳密には裏側は塗っただけなのでこんなに艶があって美しい仕上がりではないですが、色が飛び散ったままと言うよりは全然マシな仕上がりになっているかとは思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!