先日サフェーサーの研ぎまで終わっているメルセデスベンツW124の、エンジンルーム内パーツに塗る色を色々考え中です。オレンジ系に関しては非常に判り易いのですが、紫系については数日前から検証していて未だ答えが見付からない状況です。そちらはもう少し煮詰まったら紹介させていただきますね。
■エンジン&蓋関係(エアークリーナーボックスカバー&サイドカバー&タペットカバー&黒キャプ&アルミキャップ)を前回の紫色(タペット&黒キャップ&アルミキャップをキャンディー)
■小物カバー(ASRユニットプロテクトカバー&コンピューターカバー&ヒューズボックスカバー)を前回の濃いオレンジのキャンディーカラー
と言う事でご指定頂いておりまして、オレンジに関しては上の画像にある以前ご依頼頂いたR129のインマニに塗ったオレンジをキャンディーカラーに置き換える、みたいな感じとなります(と考えております)。
尚、前回使用した色はこちらのRALカラーのRAL2004なる色で、これはソリッドカラーですが、今回はこれをさらに飛躍させて(何故か笑)「キャンディーカラーにしてしまおう!」と言う作戦です。
で、それのイメージがこんな感じです。画像だと余り伝わり難いのですが普通のオレンジとは全く違います。
ちなみに上の見本帳はハウスオブカラーの物ですが、今回採用する原色はこれではありあません。最初に塗るベースコートのシルバーもハウスオブカラーの物では無く、普通にSTANDOXの原色を使います。
そしてこちらが実際に試し塗りをしてみたキャンディーオレンジです。良い感じですよね。
ちなみに上の画像の手前のオレンジは、ベースのシルバーに粒子感を感じない上品なシルバー(MIX818)を使っています。
そしてこちらはそれとは全く逆で、上に塗っているキャンディーオレンジは同じですが、下に塗っているシルバーはSTANDOXの原色の中でもメタリック粒子が一番粗いMIX598を使っています。
両方を比べてみると下の粗い方が輝きが強くキャンディーカラーの印象を強くしてくれるので、私的にはこちらかな、と考えております。後日改めて並べた状態でそれぞれの違いを感じてみたいと思います。
ちなみにこちらは私物用と言うか色見本として取っておく為に作った物で、土台となるダースベイダーは先日入荷した透明注型用樹脂を使って作った物です。今までのような余ったウレタンクリアーで作った物とは違い、樹脂はポリエステルで、基本的にはリゴラック(上で塗っている物)と変わりありませんから、今後痩せる(と言うか縮む)心配がありません。
今回はハウスオブカラーの色見本から色をイメージしましたが、こんな風に実際に使う塗料で塗った色見本があれば次回の作業は非常にやり易くなると思います。ただ素材の形がこんなだけに、一見すると遊んでいるようにしか見えないのが辛いところなんですけどね(全くそんな風には思っていませんが。笑)。
それでは引き続きもう暫くお待ち下さいませ!