先日到着しておりましたヤマハマジェスティSの純正ウィンカーレンズです。こちらのオーナー様は以前同車のテールカバーと、カーボン製のサイドバーの塗装をご依頼頂きました方で、この度も当店をご利用頂き誠に有難うございます!
この時のホンダフィットの純正テールランプより少しだけ薄くするようにと承っております。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度もご贔屓頂き誠に有難うございます!
先日到着しておりましたヤマハマジェスティSの純正ウィンカーレンズです。こちらのオーナー様は以前同車のテールカバーと、カーボン製のサイドバーの塗装をご依頼頂きました方で、この度も当店をご利用頂き誠に有難うございます!
この時のホンダフィットの純正テールランプより少しだけ薄くするようにと承っております。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度もご贔屓頂き誠に有難うございます!
先日お預かりしておりましたBMW用のフューエルキャップです。
塗るのは可動するリングの上側となるので下側をマスキングしておきます。
表面はザラザラとした梨地なので、#120→#180のダブルアクションサンダーで研磨し、その後#240で全体を手研ぎします。
素材はオレフィン系で、塗料の密着性が悪いPP(ポリプロピレン)かPA(ポリアミド)が予想されますので、念のためガスプライマーを使った火炎処理を行っておきます。
火炎処理については以下のリンク先の記事が判り易いかと思います。全国の塗装工場で火災の原因になっているみたいなのでどうかお気をつけてどうぞ(当たり前の話ですが塗装工場での火器使用は十分な注意が必要です)。
その後プラスチックプライマーを塗布し、続けてサーフェサーを塗布します。
サフェは1コート毎に十分な乾燥時間=フラッシュオフタイムを設け、一時間くらい掛けて5コート程を塗り重ねました。
この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
ちなみに予定より作業の着手・進行が早いのですが、当初想定していた「年末ライブに向けてのマイク塗装依頼のラッシュ」が今年はコロナ禍によって減ったようで、例年に比べると比較的ゆっくり作業が出来ています。
大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたバルWRX S4の樹脂製エンジンカバーと、それに装着されるエンブレムプレートの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
今回のご依頼ではエンジンカバーの両サイドとV字の溝をフェラーリの赤=ロッソコルサ(カラーコード:300)に、
DITのエンブレムはスバルチェリーレッド(STIピンク)にしています。
黒い部分も塗り直し、全体を艶消しクリアーでコートしています。
このエンジンカバーの素地はザラザラとした梨地やシボ模様があるのが特徴ですが、
艶消し仕上げだとそのままでも違和感が無いのが判ると思います(これを艶あり仕上げにするには下地からやり直さなければ美しくは仕上がりません。というよりかなり気持ち悪い仕上がりになるかと思います)。
こちらもベースコート+艶消しクリアーの2コート仕上げとなります。
ピンクの色はSTIの純正エンブレムの色を参考に作成しています。
DITは外れないのでマスキングでの対応となりましたが、よく見てもそれとは判らない(後から塗ったとは思えない)仕上がりに出来ているかと思います。
それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠に有難うございました!
尚こちらのオーナー様は以前スバルのエンブレム(前後)をご依頼頂いた方で、先日車体に取り付けた画像を送って頂きました。こちらの画像投稿&レビューページで紹介をさせて頂いておりますので宜しければご参照くださいませ。この度もご贔屓頂き誠に有難うございました!
先日お預かりしておりましたリボルバーのエアガンシリンダーです。
足付け処理の為に#800~#1300の布状研磨副資材(アシレックスレモン~オレンジ)で研磨してみた所、既存の黒は素材色では無く塗装が施されている事が判りました。素材はグレーっぽい色で、ABS樹脂に金属が練り込まれた物との事です。
ペーパー(布)が入り込まない箇所もあるのでナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨洗浄剤)を併用します。
水で洗い流してみると被塗面が親水性になっているのが判ると思います。塗料の密着性はすこぶる良い状態となります。
使った原色は一番細かいシルバーメタリック(MIX595)とそれより一段階粗くなったシルバー(MIX594)、黒、オーカー、そしてフリップコントローラー=メタリックアディティブ(MIX008)です。メタリックアディティブは透かしを白くして表面を黒くし、メタリックの粒子感を粗く見せる効果があります。またその副作用として艶が消える効果もあって、トップコートクリアーを塗らない今回の仕様ではそれを利用します。
こちらは色板(塗料を吸い込まない厚紙)に塗料を塗った物で、色自体は同じなのですが、左は原色のみ、右はそれにメタリックアディティブを足したものです。艶具合が変わると見た目が大きく変わるのが判ると思います。
それらを調整しながら見本のシリンダー(こちらはモデルガン用)の色に合わせていきます。
本塗り時にはこれに硬化剤も入れる為、それによって若干艶が出ますから、最終的には本塗りを行いながら調色もする!と言う、中々のアクロバティックな作業となっています。
塗る時はしっかりウェットに塗り込み、自然に艶が消えていくのを待ちます。
右が見本としてお預かりしたモデルガン用のシリンダーで、左が今回塗装しているエアーガン用のシリンダーです。
調色はどんなに時間を掛けても同じ色にはならず、掛ける時間によって費用をご案内させて頂く方法となっております。今回はある程度軽めと言う事で1時間分の、より難しい色(ホワイトパールやキャンディーカラー等)の場合は3時間以上のコストが必要になったりします。
ちなみに車(4輪自動車)の場合は配合データが存在している事、また近年では既存の塗膜から色を作れる「測色機」なる物があるので、コストを落とされたい場合はそういった設備を持っているショップさんにお願いするのも一つの手段だと思います。
この後はいつも通り60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日下準備をしていたNDロードスター用の社外品サイドマーカー等3セット6点です。
各パーツは手で持って塗れるよう芯棒に固定し、台に挿せるようにしてあります。
フェンダーサイドマーカーは土台の黒い部分がレンズより食み出た状態なのでこれをマスキングで綺麗に仕上げるのは難しいですから、今回はここも一緒にクリアーを塗るようにします。
プラスチックプライマーを塗布し、透過性の橙=キャンディーカラーのオレンジを塗布します。
ウィンカーのオレンジは「イエロー:オレンジ=5:1」の割合で混合した物を使っています。塗り始めはイエローが強いですが、
塗り重ねていくうちに丁度良いアンバー=橙色になります。5コート程塗り重ねています。
フェンダーサイドマーカーはこの時点でフチのマスキングを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗布します。
リヤのサイドマーカーは透過性の赤=キャンディーカラーのレッドです。いずれもスモークは無しで、これでベースコートが完了です。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
トップコートのクリアーに直接キャンディーカラーを入れて塗る事も出来ますが、そうすると表面張力でフチに溜まった部分は濃くなってしまう為、色が均一に仕上がりません。なので当店では今回のように2コート仕様が基本となります。
フェンダーサイドマーカーはフチの黒い部分も一緒にクリアーを塗ります。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!