ホンダCB1300テールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたホンダCB1300の純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

状態としては色の着いていないクリアーレンズで、今回はこちらを透過性の赤=レッドキャンディーへの塗装で承っています。

以前同型製品の施工例がありますので、参考までにそちらの画像を紹介させていただきます。

この時はレッドのみでスモークは塗装しておらず、今回もこちらと同様の内容となります。クリアーは耐UV性の高いクリスタルクリアーの仕様となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

マーチFRP製リヤアンダーパネル 本塗り

先日サーフェサーを塗っておいたK13改マーチ用、社外品のFRP製リヤアンダーパネルです。その後50℃60分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました(FRPなのでブリスター発生を懸念して念のため50℃に抑えています)。

ガイドコートとして、ベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

まずは#120のオービタルサンダーで粗研ぎを行います。

その後当て板を使って#120→#180でライン出し、#240で角のラインとペーパー目を均しました。

再びガイドコートを行い、今度は水研ぎとなります。

当て板を使って#600でライン出しを行い、

#800~#1500で細かいラインの形成とペーパー目を均しました。

研ぎに関しては全工程を空研ぎ、水研ぎにする事も可能で、これらのスタイルは今の環境に合わせてと、コスト面を考えてこうしています。結果が良ければ(見た目は勿論後々問題が出ないように出来れば)、途中工程のやり方は人それぞれ自由と言うのが塗装の面白く、好きな所でもあります(ただし雇われであれば会社や上司の方針に倣う必要はあるかと思います)。

その後良く清掃し、持って塗れるよう芯棒を固定して台にセットしました。

よく脱脂清掃し、エアーブローを行ったら本塗り開始です。素地(ゲルコートまたはFRP)が露出した箇所もありますが、プライマーは必要ありません(塗料はそのままでもよく密着します)。

まずはベースコートを塗布します。

色は日産純正色の「ニスモグレー」(カラーコード:BU0630)で、また今回はイモリキーホルダーの制作も承っていますので、そちらも一緒に塗装します。

そして艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

艶消しクリアーも艶ありと同様、2コート塗っています。

ただ艶あり程に塗り込まなくても良いので(垂らすと再塗装確定なので)、艶ありの時に比べると7割くらいの塗り込みとしています。

その後時間が経過していくと、画像の様に艶が消えてきます。

模型等でいう艶消しに比べるとこれでも艶がありますが、あそこまでの艶消しにすると簡単に傷がついてしまうので実用的ではありません。

またラッカーのようにゴミが着いたら研磨してそこだけ塗るという事は出来ないので(2液ウレタンの場合は一旦熱を入れてから再び研いで全部を塗り直します)、艶ありよりもかなりデリケートな塗装となります。艶ありはゴミがついても磨けば判らなく出来ます(と言うより車体の塗装で磨かないで終わりという事はまずありません)。

なので私の場合は艶消しの場合、本塗りの前にまず壁と床の掃除を行います。材料自体も高いので、そういった事が割増の理由となっています(艶消し仕上げは割増費用が必要となります)。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

フチから裏側に回り込むところまでしっかり塗っておきました。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レンズ関係透過性塗装 下準備 VWテール割れ修理

次の透過性塗装のターンで本塗り予定の、テールランプ等一式となります。

まだ本塗りは先になりますが、各下準備を行っていきます。


VWゴルフ1 フロントグリル&テールランプ塗装承ってます

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スイフトスポーツテールランプ塗装 承ってます


VWゴルフⅠのテールランプは、一部に割れがあるのでこちらを修理します。

まずは隙間から、アクリル樹脂用の接着剤(サン・ボンド)をシリンジで流し込みます。

サン・ボンドはアクリルを溶かして接着する系の溶剤で、とてもシャブく(粘度の低いく)、細かい亀裂の奥まで浸透していくのが特徴です。

その後激しく割れた部分をリューターでV字に彫り込んで、

透明なエポキシ接着剤を充填します。2液ビスフェノールA型の接着剤ですね。

プラスチックプライマーを塗布し、少し盛り上がるように塗布します。

ちなみにPMMA=アクリル樹脂への接着は、そのままだとエポキシ系でも密着しません。必ず足付けと脱脂処理、プラスチック用のプライマーは必須となります(くっつくという点では何をやってもそれなりの効果はあると思うのですが、「自動車補修」と言う観点からすると、数年~数十年問題が起きない密着・強度が必要となります)。

この後熱を掛けて完全硬化させ、後日足付け処理の際に平滑に研いでおきます。

それでは他にも作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ゼンハイザーE945マイク(白・黒・金)本塗り

  先日お預かりしておりましたゼンハイザーE945ボーカルマイクです。

今回はこのような内容で御指定頂いておりまして、グリルのリング部分のマスキングが上手く出来るよう、事前にマスキングシートを作成しておく事にしました。

ラインの幅は2mmで、それを3本重ねた6mmのシートを作成します。

それぞれバラバラにならないようマスキングテープを貼り、練習として実際にグリルのリングに貼って見ます。

6ミリ幅のリングに、6ミリ幅のマスキングシートを貼りました。これならラインの幅が変わらず、また真っ直ぐに貼る事が出来ます。

その後余分のマスキングシートを剥がすと、ピッタリリングの中央に2mm幅のラインが貼れる(塗れる)、と言う寸法です。車みたいに大きい物なら0.1mmラインがズレても判り難いですが、元々小さい物でそこまでズレると目で見ても判ってしまうので気を遣います。

その後足付け処理を行い、台にセットして本塗り開始です。

まずはマイク本体に白(VW社キャンディホワイト)を塗りました。ベースコートです。

グリルは何色も色を重ねるので無用に膜厚をつけないよう、マスキングを行います(ベースコートの膜厚が大きくなると塗膜の強度が落ちます)。

グリルの下側リングを白に塗りました。

ただこの状態だとメッシュ(網)の部分に織り込まれている箇所まで白が入っていない恐れがあるので、

最後に1コートだけ白を塗っておきました。

その後十分に乾燥させたら下側のリング部分をマスキングし、

ベースコートの黒を塗ります。マスキングを剥がして問題無い事を確認しておきます。

その後中央のリング部分にだけシルバーを塗ります。シルバーは2種類、最初に隠ぺい力の高い色を敷き(VWリフレックスシルバー)、その後粗目のメタリック(スタンドックス原色MIX598)を重ねています。

続けて透過性の黄色=キャンディーイエローを重ねます。混ざり物の無い、イエローそのままとなります。

マスキングを剥がし、十分乾燥させます。

続けて、事前に作成しておいたマスキングシートを貼ります。2mm幅のラインが3本重なって6ミリ幅となっています。

中央のシートだけ剥がしました。

それ以外の部分をマスキングし、

黒を塗ります。

イメージイラスト通りに出来た事を確認します。

ここまでがベースコートとなります。

そして最後にトップコート=艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

塗った直後はウェットですが、

時間が経つとこのように艶が消えていきます。

ガイドを付けたマスキングシートのお陰で、旋盤にセットして作業したくらい真っ直ぐで綺麗なラインが引けたと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SENNHEISER E935 Microphone

ゼンハイザー社のE935ボーカルマイクです。

本体は#800で研磨し、グリル部分はナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って網目の奥まで足付け処理を行っています。

ベースコートの白(VW社キャンディホワイト)を塗装後、良く乾燥させたらロゴ入れの作業を行います。

デカール用紙にゼンハイザーのロゴをシルバーで印刷しました。

専用の接着剤を使ってデカールを貼り付けます。

よくエアーブローをして埃を飛ばしたら、

トップコートクリアーを塗って本塗り完了です。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーを使用しています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

塗膜が完全硬化した後、デカール部分を#1500~#2000で研磨して段差を平滑にし、コンパウンドを使って磨いたら完成となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

こちらは自然光下での撮影となります。

https://www.instagram.com/p/CO71tNZNiaq/

後日、オーナー様のインスタグラムでも紹介されていました。

この度のご依頼、誠に有難う御座いました!