スマート内装パーツ塗装 完成

先日本塗りを終えておりましたスマート内装パーツ一式です。

製品は既にオーナー様のお納めしておりまして、その際お急ぎだったのでバタバタとしてしまい、うっかり完成画像を掲載するのを忘れていたところ、今回新たなご依頼を頂いて気が付きました。大変失礼をいたしました・・・!

それでは最初の状態も紹介します。

左上の大きな黒いパーツは元々何かしらの塗装が施してあって、そちらは一旦剥がして下地処理を行っています。また右下のパーツも梨地があったので、同じく「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行ってから上塗りを施しています。

そのまま塗っていたらこうはなっていませんでした(艶引けして凸凹していた筈です)。

色はスマート純正色「ミッドナイトブルー」(カラーコード: ECZ) となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

こちらのパーツは未塗装の樹脂素地でしたが、表面がツルツルとしていたので足付け処理をしてそのままプラスチックプライマー→上塗りを行っています。

穴があいた箇所の側面奥部分は表側からでは塗れない為、裏側からアクセスしています。

この度も当店をご利用頂きまして誠に有難うございました!

レザー(剃刀) 本塗り

先日サンドブラストを行っておいたステンレス製のレザー(剃刀)です。

先端の溝には刃がスライドして入る為、この部分には塗料が着かないよう厚紙を挿し込んであります。その下には、今回マスキング用にと一緒に送って頂いた刃の土台部分(消耗品)を、固定用として半分程挿し込んであります。

よく脱脂清掃し、

プライマーを塗布します。

よく乾燥させたら軽く研磨し、

ベースコートを塗布します。色はスマート COSMOS BLACK(カラーコード:191)となります。

十分にセッティングタイム(コート間の乾燥時間)を置いたらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

隙間に挿し込んでおいた厚紙は2コート目のクリアーを塗ったら直ぐに外しておきました。フチにクリアーが溜まって固着するのを防ぐ為ですね。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

Kawasaki Z H2スクリーンパネル 下準備

先日お預かりしておりましたKawasaki Z H2純正スクリーンパネルです。今回はスモークの他に、中央下部の曇りガラス風になった箇所への着色も承っておりますので、そのマスキング型を作成しておきます。

まずはマスキングテープでラインをトレースし、

それを補強するようにマスキングテープを重ね、

本体から剥がし、透明なフィルムに貼り付けます。

それをスキャナーで読み込み、輪郭をトレースして画像データを作成しました。3次元から二次元へ、またラスターからベクターへの変換です。尚、角のアールはこの時点では大体の形状で、これから修正していきます。

作成したデータを別のPCに移し、プロッターを使ってマスキングシートをカットします(この古いプロッターを動かせるドライバがWindows XP用しか無く、脆弱性をカバーする為にこれ専用のマシンとしています。少々面倒ですがデータのバックアップを兼ねるのでこれはこれで良いかと思っています)。

それを石鹸水で貼ってスクリーンに貼り、

光に透かして形の確認~修正を行います。

実際にカットして貼ってみないと細かい所が判らないのが難点ですが、この辺はアナログ的な作業でしか出来ないので仕方ありません。

曇りガラス風になっているのは裏表両面で、表は削り落しますが裏側はそのまま残る事となり、ただその位置が微妙にズレているので、それを覆うように少しサイズを大きくしておきました。

ちなみに実際に使うのは今貼っているマスキングシートでは無く、それの外側=メス型の方となります。先に全体にスモーク塗装を行い、その後このマスキングシートを使ってこの形状にボディ同色の「メタリックディアブロブラック」(カラーコード:17K)の塗装を行い、

さらにその下にKawasakiのロゴを白で入れます。なので今回は二回分(2個分)の塗装になる訳で、その分費用も高めとなっています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

VMAXヘッドカバー 下準備

先日お預かりしておりましたヤマハVMAXのヘッドカバーです。その後アルカリ洗浄槽→溶剤槽に浸け置きし、旧塗膜を剥離しました。

溶剤槽での浸け置きだと簡単には剥離は出来ず、なので途中出してはワイヤーブラシやスクレーパーで削ってまた浸けてを何度か繰り返して塗装を剥がしています。時間は掛かりますがゴミが殆ど出ないのが気に入っています(剥離剤は後処理に困ります)。裏側に残っていた液体ガスケットも除去しておきました。

その後ブラストボックスに入れ、

サンドブラスト処理(軽め)を行いました。

この後はリン酸処理を行い、タイミングが来たら本塗り=結晶塗装を行います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

レザー(剃刀) 下準備

先日お預かりしておりましたレザーです。

そのままだと表面がツルツルし過ぎて塗料(プライマー)が十分に密着しませんので、

サンドブラストを行って足付け処理をしました。被塗面積を増やし、塗料が食いつき易くなるアンカー効果を期待しています。

剃刀になる部分はマスキング用として付属して頂いた物で、

これをさらに塗装時の固定具として使います。

3.5mmのキリで二ヵ所に穴を開け、

適当なアルミ板にも同じ様に穴を開け、M3のボルトナットで固定しました。

スライドして空いた部分は厚紙を挿し込んでおくようにします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!