PCドライブベゼル 本塗り

pc2 おまたせしました!パソコンケースに取り付けるドライブのカバーパネルとカードスロットのカバー、合計3点無事本塗り完了しております。

ここのところで小物が結構溜まって来たので地道に下地処理を進めて一気に本塗りに挑みました。順次紹介していきます。

pc3 ちょっと地味な内容なので分かり難いのですが、元々ベージュ色っぽかったドライブのカバー(ベゼル)をPCケースの白に合わせて塗装しています。単体で見るとそんなに違いは判りませんが付けた状態だと結構目立つんですよね。

pc4塗装はいつも通りの2コート仕様で、ケースに合わせた白を塗り、その上に「艶消しクリアー」を塗っています。本体は塗装では無く「ラバーコート」なので実際には違う皮膜になりますが、質感としては艶消しが一番近いのでこれにしています。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

G-SHOCKカバー&ベルト塗装 完成

gshock13 大変お待たせしました!G-SHOCKのカバーパネルとベルト一式2セットは本日完成となります。

gshock14 ベルト部分に関してはかなり柔らかく使用する場合も曲げて使うので、クリアーは塗らずベースコートでの着色のみに留めています。中央にある時計本体のカバーパネルに関してはクリアーまで塗ってあります。

gshock15 ただカバーパネル自体も変形するような柔らかさはあるので、クリアーには軟化剤を入れて柔軟性を持たしています。ただ軟化剤を入れると通常よりも硬化が遅くなるのと「磨けない」と言う塗膜になってしまうのでその辺りを考慮して使う必要があります(軟化性の度合いにもよりますが今回はかなり入れてますので)。

gshock16ただそれでも今回のような被塗物に塗装をするリスクは当然生じるものでして、この辺りは私にも判らない部分がありまして、ただこれについてはオーナー様にもご理解・ご協力を賜りまして今回の御依頼が実現しました。頂いたコメントをちょっと紹介させて頂きますね。

「バンド止めは取り扱いに気をつけます。ベゼル部の変形については、本体をはめるときに最小限になるよう注意いたします。G-SHOCKに塗装はほとんど見たことが無いのであまり向いていない素材であることは承知しておりますので塗装後のリスクについても覚悟しています。
また、お送りしたベゼルとベルトも予備パーツのため、もし塗装が割れてしまっても、すでに別のベゼルベルトを装着しているため2つの時計が使えなくなるわけでもありません。

それでも自分がイメージするような、今回であれば初号機カラーのG-SHOCKを手にしたいと考えました。
 
そのため、貴店が軟化剤等のお考えされる適した塗装方法をしていただければリスクについては承知いたしますので、問題ございません。」

との事です。本当に有り難い限りです。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

バイク用ブレンボキャリパーが装着されたようです

hayabusa3 先日お納めしましたバイク用のブレンボキャリパーが無事車体に装着されたようで画像送って頂きました。ストライカーなるマフラーメーカーのデモカーでもあるらしく、これからの露出度も高いそうです。超格好良いじゃ無いですか・・・。

brembo49色はSUZUKIのDAYTONA YELLOW」(デイトナイエロー。カラーコード: YMF)で、凹文字部分は黒で塗ってありますが、ここは塗料を流し込んで塗る墨入れでは無く、通常通りマスキングをしてスプレーで塗装し、最後に全体にクリアーでコートしてあります。何が違うかと言うと耐久性が違います。

brembo28これはアルマイトの上にそのまま色(上塗り塗料)を塗っているので剥がれて当然ですが、これはやり方が悪いとかそう言う事では無く、これが製品のスタンダードという事なので特に問題はありません。むしろこういう風になって貰わないとうちのような場末の塗装屋の出番が無くなってしまいますので・・・(苦)。

塗装はその製品の性能自体を上げる訳では無くても「あると嬉しい」といったところがあって、今回のキャリパーもそうですが、古くなった物でも新たな価値をプラスして誰もが羨むような形に生まれ変わらせる事が出来る凄い力を持っていると思っています。
ただそれだけに一旦何かトラブルが起きればとてつもないガッカリ感を生じてしまう為、私的にはそこに重点を置いて作業をするようには心掛けています。折角お金を掛けて塗った物が上の画像のようになったら悲し過ぎますので・・・。

そう言えば塗装の業界に入って初めの頃、上司のアメリカ人から言われた言葉で、「お前がやっているのは新車の塗装では無く補修の塗装なんだから新車以上のクオリティじゃないと意味が無いんだよ!」見たいな事を言われましたが、後になればなるほど確かにその通りだと思います。ただ実際はこんな感動的な言葉では無く、もっとひどく汚い言葉で罵られた訳でして(酷)、当時は相当反発はしましたが今思えばその反骨精神のお陰で色々考えられるようになったのだと思います。ただ仕事の場で言葉の端々に「ファッキン!」とか入れるのは辞めて欲しかったですけどね(苦笑)。テキサスだとそれが普通なのでしょうか・・・?。

フォレスターテールランプスモーク塗装 本塗り

forester20 こちらもお待たせしました!フォレスターの純正テールランプも無事本塗り完了しております。

今回のターンでは「ヴェルファイア」「アウディTT」とこちらの「フォレスター」、そしてもう1セット業者様からの御依頼でインプレッサGRBのテールランプを一緒に塗っています。既にお預かりしておりますシルビアのテールランプは次回のターン(テールランプ塗装関係)となりますので今しばらくお待ち下さいませ。

forester24一見すると無造作テールランプが置いてあるように見えますが、裏には台に引っかかるようにストッパーが付けてあったり、フチまで綺麗に塗り易い位置に向けておいたりと一応は色々考えてセットしてあります。ちなみに塗っている時に向きを変えたりする場合もあるのでバッチリ固定はしていません。当たると落ちるのでホースなどを台に引っ掛けないよう注意です(勿論経験が無い訳ではありませんので・・・)。

forester21 こちらも濃度は「薄目」で御指定頂いておりまして、まさに同じ部品・同じ濃度で施工例がありますのでそれを参考に濃度を調整していきます。スモーク塗装に使う塗料は濃度(含有量)が決まっている訳で無く、その時々で実際に塗装をしながら調整していきます。全てを同じ様に塗ってテールランプの構造によって濃さの見え方は全く違うので、「決まった塗料で決まったコート数に」といった塗り方では出来ないのです。

ちなみに最後の方の調整では毎回含有量を変えて微調整していて、余りにも回数を重ねて塗膜の厚みが付き過ぎてしまうと塗膜性能が落ちてしまうのでこれも決まった範囲内で納めなければなりません。「塗膜は厚ければ厚いほど丈夫」と言うのは実は間違いで、この辺もちゃんと決まり事があるのです(ただし「塗装→完全硬化」の繰り返しとはまた見解は違います。詳しくはいずれ・・・)。

forester22 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

画像は勿論塗りたての状態ですが、見て判るように比較的ゴミの付着は少ないと思います(塗装屋さんがよく見ても少なく感じると思います。勿論編集無しですよ。笑)。塗装ブースは浄化排気ユニット以外は自作ですが、吸気側のフィルターは一次フィルターも二次フィルター(天井フィルター)も本ブース並の面積にしてあるのでゴミの付着に関しては全然劣っていないと思います(自己採点ですが一応今まで4種類の本ブースを使って来ています)。ただ上下圧送では無いので空気の流れを考える事と、風速自体は劣っているので用途としてはは小物に限る、と言うところではありますかね。車体のオールペンではさすがに力不足です(というかここに車は入れませんので・・・)。

forester23本塗りの時は一応それ専用の服に着替えていまして、私が昔から愛用しているのはDUPONTのタイベックです。原発で作業している人達が来ている白い作業着がまさにそれで、基本的には使い捨てのようですが丁寧に使えば半年くらいは持ちます。

と言うことで、この環境下で塗装面につくゴミの殆どは実は自分の体から出ている訳でして、それにさえ注意すればかなりの数ゴミは減らせます。と言うかクリスタルクリアーのようなレベリング性の良いクリアーは表面の乾燥が遅いので、ゴミが付くような環境下では逆に「とても面倒なクリアー」になってしまうのです。耐擦りクリアーは「傷が付き難い」といったメリットの反面、磨きはとても大変になりますので・・・(以前車体を塗っていた頃はこれのせいで右上半身をやられました・・・)。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。今週中には完成出来る予定です。もう少々お待ち下さいませ!

アウディTTテールランプスモーク塗装 本塗り

audi6 こちらもお待たせしました!アウディTTの純正テールランプ&サイドマーカーです。

画像だと判りませんがこのテールランプは周りにウェザストリップ(ゴム)が付いているのでそれをめくるような感じでマスキングしています。ベンツでもこういうのありましたが外車は多いみたいですね。

audi7 そして本塗り準備完了です。普通の塗装(透明では無い塗装)と違って一旦ハジキが出ると最後まで残ってしまうので脱脂処理は念入りに行います。かといってドライコートで塗るとムラとダマが出ますしね。この辺が透過性塗装の難しいところです。

audi8 当店での濃度設定は大きく分けて「極薄目→薄目→標準→濃い目」といった4種類があり、さらにその「中間」を入れて7種類くらいまで対応しています。が、実際には写真の写り方やニュアンスの違いで実際にイメージしている物と違うところもある筈ですので、その場合は「ここにある画像と同じ様な濃さで」と御指定頂ければそれに合わせて濃度を調整します。

上の画像だと見本に比べてまだ塗り足り無い(薄い)のが判りますよね。

audi9 こんな感じで濃度を調整していきます。設定としては「薄目」の項目になりますが、もし気に入った画像などがありましたらそちらを御紹介頂ければより近いイメージに擦り合わせられるかと思います。言葉だけでイメージを伝えるのは難しいですからね。

audi10そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

audi11 バックランプ(クリアーレンズ)は片側だけなんですね。

audi12 こちらは一緒に御依頼頂いているサイドマーカーです。恐らくフロントフェンダーに着いているウィンカーレンズですかね。

audi13こんな感じでこちらも無事本塗り完了です。車体色は判りませんが似合うと良いですね。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!