PCドライブベゼル 色作成

pc こちらもお待たせしました!作業着手しておりますのでご安心下さい。

塗るのはパソコンケース本体では無く、DVDドライブとカードスロットルのカバーベゼル部分となりますのでそれに合わせて色を作成します。

pc1こちらの色は見本帳から近い色を選んで作成していますが、ここまで青黒い白も珍しく中々色見本帳の種類が無かったのでちょっとブレが強かったですから一応それを基準として多少調整しています。

ただ既存のパネルは塗装では無くラバーコーティングが施されているので(ゴムのような皮膜)、見て目は塗装のフリップフロップ性(見る角度によって色が違って見えるような事)とは違うと思いますから実際に仕上がってみるとさらに色の違いがはっきり出てしまうかも知れません。まあ何もしないよりかは断然マシになるかと思いますので多少なりともやっておこう、と言うことです。調整としては出来上がった色にさらに黒を入れてグリーンも入れています。台紙が白ですから白というよりは「グレー」に近いのが判ると思います。

ではこちらも進行次第改めて紹介致しますね。もう少々お待ち下さいませ!

smart内装パネル 色作成

brabus19 BRABUSのエンブレムと一緒に御依頼頂いているsmartの内装パネルです。表側が紫外線で色褪せしてしまったようで、裏側に残るグレーに合わせて色を作成します。

brabus20 本来の「調色」ではちゃんとスプレーガンで塗りますが(そうしないとちゃんとした色は見れません)、こういった簡易的な方法であれば特に調色費用は掛かりません。ちなみに塗装屋の見解からするとこの方法では「調色」と言うのも憚れるので、こういった作業の紹介では「色の作成」と表現しています。ご了承下さいませ(実際にはクリアーまで塗らないと色の違いは判りません)。

brabus21出来上がった色をパネルの表面で見るとどれだけ黄ばんでいるか判ると思います。プラスチックは素地のままだと紫外線で劣化しやすいところがあって、元々黒ならばそんなに目立ちませんが素材によってはグレーでさえこんな感じに色が褪せてしまいます。外装パネルで未塗装品の「着色樹脂」が中々実現しないのはこういった事が理由で、色が褪せるのは顔料だけの問題では無く「樹脂」が大きく関係しています(と思います)。

ちなみにエポキシ樹脂は色々な面で最強ですが紫外線にはめっぽう弱いので主に使う用途としては下地に限られています(耐候性の良い物もあるようですが凄く高いと本に書いてありました。「わかりやすいエポキシ樹脂」(工博 室井宗一著)です(笑。以前オートサプライヤーに頂いて読破しました)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。週明けはメールBOMBで現場作業が・・・

G-SHOCKカバー 本塗り

gshock3 先日エヴァ初号機の紫色を作成していたのでそのままの勢いで本塗りまで進行させてしまいました。ちなみに今日は第一土曜日で、確かPRO_Fitの休業日の筈だったような気がするのですが・・・(って毎回同じ事言ってますか)。

下地処理としては基本どおりの「足付け処理」ですが、形がこんな感じですし素材が柔らかい為、ペーパーだけの処理では足り無く、今回はさらにウォッシュコンパウンド+スコッチブライトとナイロンブラシを使って素地調整を行います。

gshock4 布状のペーパー「アシレックス」が登場してからはすっかりスコッチの陰が薄くなってしまいましたがこういうったケースではやはり頼りになります。#800といいつつこれでガラスを擦ったら大変な事になりますからね(耐水ペーパーの#800では傷が付かなくてもスコッチだと傷だらけになります。しかも取れません・・・苦)。

gshock5 綺麗に洗い流してよく乾かしたら本塗りのセッティングを行います。意外とこの作業が重要で、ここの出来が悪いと非常に塗り難く仕上がりが悪くなってしまいます。固定する方法は被塗物が変わる度に違うやり方になるので結構大変で時間が掛かっているのです。

gshock6 先ほどの素地調整で良い感じの状態になっているのが判ると思います(塗装前の状態として塗装屋からの視点で「良い感じ」です)。

ちなみに二個上の画像に写っている状態では水を弾いていましたがこの段階では完全に親水性になっていて、これが塗装の密着性に大きく比例しているのです。詳しくはソフト99辺りのお客様サポートでどうぞ(笑。多分よく知っていると思います)。

gshock7 裏側は見えないので塗らなくても良いと思ったのですが、ここを綺麗にマスキングする方が難儀だったので色だけ塗っておく事にしました。ちなみに最初に全体的に下塗りとして白を塗っています。

gshock8 ベルト等の極柔らかいパーツについてはクリアーは塗らずにベースコートのみで終了とします。さすがにこれにクリアーは塗っても使っていて割れてしまうと思いますので・・・。

gshock9 固定している金属棒は先日端材として購入した物で、それぞれ微妙に違ったサイズの穴にも丁度良い感じの物を選び、挿してだけで固定出来るようになっています。

gshock10 ベルト止めは中も見えると思ったのでそこもしっかり色を入れておきました。最初に中を塗って後から外を、といった塗り方をしています。

gshock11 そしてメインのセンターカバーは軟化仕様にしたクリアーを塗って本塗り完了です。

gshock12内側が汚く見えますがあれは固定用のマスキングテープなので気にしなくて大丈夫です。特に問題なく塗りあがっていると思いますのでご安心下さいませ。

完成後の使用についてはオーナー様にも気をつけて頂く旨をお伝えしていますが、現状では結構良い感じで出来たのでは、と思っています。「バンドの塗装は割れないの?」と思いそうですが密着性さえちゃんと確保していれば塗膜が堅くて割れる、と言うことは今までの例からして大丈夫だと思います(繰り返しますがクリアーは塗っていない仕様です)。電話機のカールコードも、合成ビニールの事務椅子も普通に使っていますが全く問題なく使えてます。ちなみに柔らかい素材用の塗料といえば「染め○」が有名で、私もこれで自分のバイクのシートを塗った事がありますが・・・・・・・・・今は使っていません。

メインのセンターカバーに塗ったクリアーは軟化材が入っている分完全硬化が遅くなりますので、完成はいつもより遅めになるかと思います。ではどうぞもう少々お待ち下さいませ!

BMWボンネットエンブレム 本塗り

bmw161 先日塗り終わっていた時点でまだ段差が残っていたのでそちらを研磨して平滑にした後、クリアーを塗って無事本塗り完了です。大変お待たせしました!(ちなみに塗装前の画像はうっかり忘れていまして・・・謝)。

bmw160今回でようやく段差も無くなったと思いますので、硬化して確認して大丈夫なようでそれで本当の完成になる予定です。クリアー塗装は今回で4回目で、当初はどうなるかと思っていましたが何とか無事完成出来そうで安心しています。まあまだ終わりが決定した訳ではありませんので、後日硬化次第様子を見てみたいと思います。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!

G-SHOCK エヴァカラー作成

eva_1 こちらもお待たせしました!G-SHOCKの腕時計カバーの塗装も作業着手しておりますのでご安心下さい。

塗色はエヴァンゲリオン初号機の紫で承っていますので、以前その為に取り寄せたエヴァのフィギアを参考に色を作成します。

eva_2色々並んでいますが実際には白とバイオレットとパープルの3色のみで構成されています。

ちなみに画像に写っている小ボトルは市販されている物では無く自分で空ボトルに入れてシールを貼った物です。実際の原色(ベースコート)は全て自宅にあって、以前は使う予定の色をわざわざ工場まで持ってきて調色を行っていましたが、やはりと言うか「あああ!あれがあれば・・・(終)」なんて事がよくあったのでこういう物を作りました。中にはパチンコ球が入っているので容器を振れば攪拌出来るようになっています。といってもそれでは攪拌は不十分なところがありますので、基本的には自宅でちゃんとミキシングマシンにセットされた原色を使って色を作成し(計量調色です)、簡易的な使用はこういった形で対応するようになっています。海外の人がこれを見ても文章は判りませんから「日本だとこんなパッケージがあるのか・・・」と勘違いするでしょうね。