エッティンガー用センターキャップ 本塗り

benz210昨日艶有りブラックで塗り終わっているスリーポインテッドスターです。本日朝から熱を入れて完全硬化させ、午後から本塗りを行いました。ちなみに昨日の内に熱を入れなかったのは艶を極力維持したかったからで、クリスタルクリアーの場合は塗ったその日に熱を入れると色々面倒な事が起こるので一晩は自然乾燥するようにしています。夏場だったら大丈夫なのですが、まだ気温の低いこの時期だと溶剤の揮発が遅いので塗膜の表面が先に固まってしまい中から残った溶剤が出て来て表面を荒らしてしまうのです。酷い場合はワキ(極小のピンホール)も出てしまいますので・・・(この形で磨きはあり得ませんからね)。

benz212  そしてベースコートの塗布です。先ほどの状態から足付け処理はしていませんがフレームトリートメント(火炎処理)はしています。密着剤とかを塗るのもあり得ないのでやれるとしたらこの方法しかありません。ちなみにこれの効果としては密着性というよりも親水性で、結果塗料が密着するといった感じです。私的な見解ですが点というより面でくっつけている感じですかね。昔アロンアルファのCMで一滴で車を持ち上げる映像がありましたがあんな感じです(違うかも知れません・・・)。

mini157使ったのは先日も紹介したモトクロームなる塗料です。粘度が非常に低く(シャブシャブです)、希釈せずにそのまま使います。

benz213モトクロームを塗ってから出来るだけ乾燥させ、専用のクリアーを塗ったら再度乾燥させ最後にクリスタルクリアーを塗ります。

benz214塗った直後なのでメタリック粒子が戻るような感じですが、ここから硬化していくうちに金属感が戻って来ます。今見てきましたがこの画像よりは金属感が出ていますので御安心下さい(と言うか私が安心しました・・・笑)。

ちなみに懸念している密着性ですが、一応テストで行ったダースベイダーでは今のところ大丈夫です。ただ万が一の事も考え予備として3個ありますから、何かあったらこちらで対応したいと思います。7個全て遜色なく仕上がっていますのでこちらも安心しました・・・(疲)。

後は土台となるアクリル板ですが、こちらは5mm厚で、やはりフチは赤で塗る事になりましたのでもう少しお時間頂戴するかと思います。どうぞ今しばらくお待ち下さいませ!