HARO自転車フレーム 下準備

haro 先日二度目のサフェーサーを塗布していたHAROのアルミフレーム&スチール製スイングアームです。全体にガイドコートを行い、二度目のサフェ研ぎを行います。ある程度下地は出来ているので#320は控え、#400→#600→#800といった感じで鳴均していきます。

haro1 サフェーサーが研ぎ終わったら全体を脱脂清掃し、最初に外しておいたポップナット(ブラインドナット)を取り付けます。こちらは元々スチール製の物が付いていたのでそれ通りに行います。

ちなみにスチール製のナットならかなり力いっぱいカシメてもネジ山が飛ぶと言う心配は無いですから、いつも固定の補助として塗っている構造用エポキシ接着剤は必要無いのですが、これはまあ防錆の為みたいな物です。防水性もそうですが、異種金属が通電してしまうとそこから腐食が出てしまうので金属同士が直接くっ付かないようにする為ですかね。ちなみに気を使ってくれる板金屋さんはリベット一つ打つのにもちゃんとシーラーを塗ってくれていたりします(ディーラーに居た時の事ですがそんな事をやっているのは一人だけでしたが)。

haro2ナッターで固定後、一応ボルトを入れて空回りしないかチェックしておきます。

既に本塗りも終えていますので後ほどそちらも紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

SUBARU XVフロントグリルメッキモール塗装 完成

xv110大変お待たせしました!スバルXVハイブリッドの純正フロントグリル、メッキモール枠をボディ同色のクリスタルブラックシリカ(カラーコード:D4S)艶有り仕上げで本日完成となります。上の画像は組み付け前の状態ですね。

xv111組み付けはクリップと小さなプラスネジ(確か8本)で止まっているだけですが、クリップを起すのがちょっと難しいかも知れませんので、御依頼の際は特に分解はせずこのままの状態で送って頂いて構いません。特に面倒な作業で無ければ脱着作業はサービスで対応しますが、ただそれによる部品の破損や紛失などの補償は出来ませんのでその点は御理解頂ければと思います。尚部品自体が大きくて場所を取る場合は保管料として費用が発生する場合が御座います(パニアケースの土台部分など)。どうぞ御了承下さいませ。

xv105こちらが最初の状態です。メッキ物が好きなかたなら良いと思いますが(確かに磨くのは楽しいかと・・・笑)、ちょっとメッキの面積が大きくて派手な感じはしますよね。

xv112と言う事で中央のモールとエンブレム部分のメッキは残しつつ、枠だけをボディ同色にするとかなり落ち着いた感じになるようです。これだけを見ると違和感が無いと言うかまるで普通なのですが、最初の画像と見比べると一目瞭然ですよね。

xv113派手さは全く無いですが、さりげなく普通とは違うってところが良いですよね。身近な人間では誰一人気付いてくれないような変化でも、自分好みの仕様になるのは凄く満足感があって楽しいですよね(何故かうちのお客様はこういう方ばかりなような気が・・・笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度も当店を御利用頂き有り難う御座いました!

フェラーリ鍵 サフェ入れ

ferrari25 こちらもお待たせしております。フェラーリ430のリモコンキーもサフェーサーの塗布まで完了しています。

この程度のサイズでも塗装に掛かる費用は結構な額を頂いていますが、ただそれでもこれ単体でサフェーサーを塗るとなると採算を合わせるのが難しく、なので他の物とタイミングを合わせて一緒に作業しています。

ferrari26これと同じフェラーリのリモコンキーは今まで6~7個くらい塗っていまして大体1年に一個くらいのペースでご依頼がやって来たりするのですが、今日も新たに一件のお問い合わせがあってちょっと面食らっている所があります。最近は鍵を塗るのが流行っているのでしょうか・・・(笑)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

ベンツ用トランクバッジ&ワンオフセンターキャップ 下準備

benz183こちらもお待たせしております。エッティンガーのホイールに取り付けるホイールキャップをベンツのスリーポインテッドスター仕様で作製している案件で、上の画像に写るのはそれの見本として御預かりしたトランクバッジです。元々オーナー様がマットブラックで自家塗装されていたようですが、メッキ素地にはやはり塗装が密着しませんので、こちらも今回一緒に塗装をご依頼頂きました。

ちなみに先日新たに用意した純正ホイールキャップのメッキエンブレムは、エッチング剤で表面のメッキを剝がす事に成功しましたが、こちらのトランクバッジのメッキは剝がさず、いつもの様にメッキ素地用の下地処理を施してその上からプライマー→プライマーサフェーサーを塗布しています。実はこちらもメッキを剝がしてしまおうと考えたのですが、メッキが無くなってしまったホイールキャップは強度が無くなってしまった為かフニャフニャしてしまったので、やはりこちらはいつものようにメッキは活かしたまま塗装を行う事にしました。なるほどメッキを剝がすとそういった弊害もある訳ですね。実際に検証してみてよかったです。

benz23こちらはちょっと前の画像で、こちらがエッティンガーのホイールに取り付け予定のスリーポインテッドスターの枠部分のマスター型になります。ポリパテで形を整えた後に巣穴をラッカーパテで埋めてあります。土台に使っていたアクリル板から取り外したのでサフェーサーを塗布します。

benz182 右手前がベンツ純正のホイールキャップで、先日エッチング剤で表面のメッキを剝がしてあります。左奥が今回新たに作っているエッティンがー用のホイールキャップです。前者の径が74ミリ、後者が68ミリです。遠近感もありますがたった6mmでこれだけ違うのか!と言うのが良く判ると思います(いや、まさか作った物が縮んだか、メッキを剝がしたのが膨張したかと今ちょっと不安になっています・・・)。

次の段階としては、右手前の純正ホイールキャップから中央の★をカットし、それを新たに作製した左奥の68mm径の枠に取り付けます。ちなみにそこでの強度は必要無く、それを元にしてシリコン樹脂でメス型を作ったらそこに樹脂を流し込んでしっかりとしたスリーポインテッドスターを量産するといった手筈です。上手くいけば、の話なのですが・・・(と言うか上手くいくまでやります)。

メルセデスGクラス リヤスムージングバッチ サフェ入れ

benz180 こちらもお待たせしております。メルセデスGクラスのリヤスムージングバッジもサフェーサーの塗布まで完了しています。

素材はFRP製で、表面には繊維目などの凸凹があったので#240で平滑に研磨しています。角の面取りも忘れずに、ですね。

benz181こんな小さな物でも表と裏側はそれぞれ別の型で作って最後に合わせて作られています。ただそれだけに合わせ目の部分に巣穴が出来てしまっていますので、そういった箇所は余ったサフェーサーを筆注しして埋めておきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!