ROVER MINI足回りパーツ下準備

mini109ローバーミニの足回り関係のパーツ一式は、 ブレーキキャリパーと一緒にいつものブレーキ屋さんにサンドブラスト処理をお願いしていて、それらが戻って来ましたのでまずはロアアームにプライマーを塗っておきます。他はアルミ製なので後でリン酸処理を行いますが、ロアアームはスチール製で、また一度錆が出ていたのでこちらは重防錆仕様としてエポキシプライマーを塗っておきます。

mini110工程としては先日行ったHAROの自転車フレームと同じで、最初に耐蝕性の高いエポキシ系プライマーを塗布し、続けてウレタンサフェーサーを塗っています。ちなみにこういった余り表に出てこないような部品であればそのままウェットオンウェットで本塗りまで行くケースもよくありますが、今日はプライマー&サフェーサーを一気に塗っていたのでそういう段取りでは無く、後日ある程度同じ色を纏めて本塗りを行うような形にすると思います。

どうぞもう少々お待ち下さいませ!

ホンダヴェゼル社外品FRP製フロントグリル 下準備

vezel こちらも大変お待たせしておりますホンダヴェゼルの社外品FRP製フロントグリルも作業着手しておりますので御安心下さいませ。

素地調整としては、表面に塗られた白ゲルコートを#180→#240のダブルアクションサンダーで平滑に均し、入り組んだ場所やプレスラインは#240で手研ぎします。この後のサフェーあs-塗布の足付け処理も兼ねているので、とにかくペーパーが当たっていない箇所は無いという状態にまで行います。

vezel1表面に塗ってあるゲルコートは後から塗っている物では無く型に塗っているのであって、製品を型から外す為には離型剤が塗られていますから、塗装の際にはとにかく脱脂処理を念入りに行います。逆に「新品塗装済み品」と言うのは、余程の事がなければワックスなどは塗られていませんから、その点作業が楽なので塗装費用も安く済んだりします。自転車のフレームなども一度組んでしまうと油だらけにされてしまいますのでたとえ新品でも手間は増えてしまうのです。

上の画像はサフェーサーが塗布された状態で、熱を入れて完全硬化後さらに全体を研いだら次は本塗りとなります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!