ゼンハイザーe945マイク塗装 完成

mic39 大変お待たせしました!ゼンハイザーe945のマイク塗装、本日完成となります。

まずは最初の状態を紹介しますね。mic2ボディは黒メタリック、グリルは青メタリックの塗装でどちらもクリアーは塗られていない状態です。

素地がアルマイト仕上げの場合は研磨した後にプライマーが必要ですが、幸いにして既存の状態は塗装なので下地処理は足付け処理のみで大丈夫です。

mic40今回はグリルの網部分を黒に、その他のボディをキャンディーレッドの塗装に施しました。大分雰囲気が変わりましたよね。

sennheiser色が2色以上になる場合は文章だけだと内容が伝わらない恐れがあるので、その場合ははイメージイラストを作成したりします。メールでのやり取りだけだとミスをしてしまいがちですが、こうやって視覚的に情報を共有出来れば判り易いですよね。いずれはSiriとかジャービスみたいなロボットがこういうのを手伝ってくれると有り難いのですが・・・(笑)。

mic41潜り込んだ網の部分がちょっと難しかったのですが(構造上どうしてもマスキングの隙間から色が漏れてしまうので)、細かい箇所はクリアーを塗る前に筆で修正してあるので、まさか後から塗り分けたとは判らない仕上がりに出来ていると思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ブレンボブレーキキャリパー 本塗り

brembo3 こちらもお待たせしました!F50とF360のブレンボキャリパーは無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

上の画像は旧塗膜剥離(サンドブラスト処理)→洗浄→マスキングまでの作業が終わった状態で、ここまでの作業はいつものブレーキ屋さんに御願いしています。

brembo4 細部のチェックをして脱脂洗浄し、ブースにセットしたら本塗り開始です。ちょっとスタートが遅れたので塗り終わったのは今さっきです。電話が沢山鳴っていたみたいですが作業中は出られませんので何卒ご容赦下さいませ。

brembo5 プライマーを塗布し、続けてベースコートの黒を塗布します。

brembo6 いつもは先に用意しておくのですが、今日はちょっと塗り始めたのが遅かったので(実は明日塗る予定でした・・・)、ベースコートのフラッシュオフタイムを利用してマスキングシートをカットしておきます。先日レーザー加工機で作成したマスキングシート用定規を早速使ってみました。

brembo7 定規に入れた罫線をbremboの文字の下線(または上線)に合わせ、マスキングシートギリギリに合わせてカットします。ここまで小さく切れると被塗物(ブレーキキャリパー)の貼り位置を確認しながら貼れるので非常に楽なのです。

brembo8 マスキングシートを作成している間にベースコートの黒がテープフリーな状態になったので、先程のマスキングシートを所定の位置に貼り、周りを養生して白を塗ります。白は今回もVWのキャンディホワイトを採用しました。

brembo9 キャリパーを塗る時はこんな感じでブースの天井から吊るしていますが、実際に塗る時は画像左手の排気浄化装置の傍まで移して塗っています。その方がミストが周らなくて床が汚れないんですよね(そろそろ虫が出てくる時期なので壁のビニール&粘着剤を貼り直したいので、それまで綺麗に維持しておきたいのです)。

brembo10そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

brembo11元々綺麗な状態で折角の赤だった物を黒にするのは少々勿体無かった気がしないでも無いのですが、この辺は人それぞれ好みがありますからね。

明日中に熱を入れて完全硬化させ、数日寝かしたら完成となります。そう言えば元の塗装で付属品が付いたまま塗られていたみたいで、そちらは溶剤槽に浸け置きして剥がしていますので恐らくはそろそろ綺麗になっていると思います。来週末までには完成予定ですのでどうぞもう少々お待ち下さいませ!

プジョーパドルシフト 本塗り

shift13 大変お待たせしました!プジョーのパドルシフトは無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

上の画像はサフェーサーを研いでいる所で、最初は#400で空研ぎ、その後#600→#800とペーパー目を均してあります。

shift14 裏側には両面テープでクッションスポンジが付いているのでそこに塗料が付かないようマスキングしておきます。

クリップで固定し、よく脱脂洗浄をしたら本塗り開始です。

shift15 まずはベースコートを塗布します。ご指定頂いているのはプジョーの純正色「リオハレッド」(カラーコード:EPY)です。画像だと茶色にしか見えませんが粗めのレッドパールとメタリック、鮮やかなレッドとマルーンで構成されています。

shift16 ベースコートが十分に乾燥したら二階に運んでマスキングの準備をします。

shift17 元々左右の「+」と「-」がズレていたので、オーナー様にご確認頂き左右を揃える事にしました。右の+の位置に合わせて左側の-を下げた感じです。左右の貼り位置を合わせるのは結構難しく実は3回程失敗していますが、予備のマスキングシートは5枚用意していたので問題御座いません。

shift18 再び一階に戻り、マスキングをして白を塗ります。白は視認性を良くという事で明るめの白(いつものVWのキャンディホワイト)を使っています。その他としては少し黒味のあるVWのクールホワイト、黄色味があって暖色系のVWカンパネラホワイトを常備していて、用途によってこれらを使い分けています。

shift19 そしてマスキングを剥がしてクリアーを塗布します。こちらは裏側ですね。

shift20 こちらがステアリングに向かって左側の「-」です。

shift21そしてこちらが右側の「+」になります。クリアーはクリスタルクリアーへの変更で承っています。

今日はまだ熱を入れていませんので、明日以降に強制乾燥~硬化させ、来週半ば以降に組み付け、来週末くらいに完成予定となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

TREK MTBアルミフレーム塗装 完成

trek24 大変お待たせしました!トレックMTBのアルミフレーム塗装、本日完成となります。

最初の画像も紹介しますね。

trek1元々はこんな感じの艶消しグレーメタリックカラーで、全体にはそれなりに傷もありました。

trek26 色はトヨタ純正色のシルバーメタリック(カラーコード:1F7)で、アルファードやランクルなどに採用されている色です。正面が明るく透かしが黒いシルバーの原色(MIX812)をメインに構成された色なので、コントラストが強く金属感のあるシルバーになっています。

trek25 既存の塗膜は一旦全て剥離し、「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理の工程を経ています。一部深い傷があった箇所のみパテを使いました。

trek28派手な装飾などはありませんが、塗装の基本的な事を重視しているのでパッと見た時の印象が良いと思います。自転車フレームの新車塗装の場合は何度か塗り重ねる工程で恐らく「研ぎ」を行っていないので、一見艶があっても雰囲気の悪い塗膜になってしまっているのだと思います。特にカーボンフレームは殆どがそんな感じですよね(ただしコスト上で仕方ないとは思いますが)。

trek29ちなみに車(四輪自動車)の事故修理のような「元に戻す」塗装の場合、内容がシンプルなだけに気にする点は結構細かく、例えば色を一つ作るのにしても調色作業に丸一日掛けてしまうような事もありますし(と言うか1日で出ないなんて事もありますので・・・)、ちょっとした傷の取り残しやゴミの混入、メタリックムラなど、普通に見ても判らないようなことでも塗り直しをするケースはよくあります。塗装は気にするとキリが無く精神的に疲れるので、5年目くらいで半分以上の方が辞めてしまうような職業だったりしまして・・・(私ももう無理だと思って小物にしました)。

trek30 ちなみにさすがにここまで塗りこむと垂らす箇所もあって、そういった所は硬化した後に磨いて処理してあります。中には致命的なタレになってしまう場合もあるので、そういった場合は塗り直す事もあります。

trek31今回は垂らした箇所以外は磨き処理をしていませんが、例えば肌を荒らしてしまった場合でも磨き処理である程度はカバー出来るのですが、自転車のような形が複雑な場合はペーパーが入れ難かったり、ポリッシャーが使えなかったりと綺麗に磨き難いので、私的には肌を荒らしてしまうよりは垂らしてでも艶々に仕上げる方がマシと考えています(車の場合はまた別ですが)。

trek32その点小物の塗装は新車肌が云々といった縛りが無いので、もう親の仇みたいに塗り込んでいるところはあると思います。こういった物は単純に美しく見える方が良いと思いますし、塗っている本人も艶々の方が楽しいですので(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

LOOKカーボンフレーム&フォーク塗装 色確認

look6色の確認の為に一旦返送していたカーボンフォークと色見本帳が戻ってきました。

look7選んで頂いた色はオリジナルの色に近い白で、ロールスロイス(!)のARCTICA(カラーコード:9561001)なる色です。

look色の配合データはSTANDOXのメーカーサイトからダウンロードした物を使うのが一般的ですが、先ほどの色見本帳の裏にも書いてあるので、一応どちらも確認しておく事にします。後で追加や補修の塗装などをする時にどっちを使ったかが判らないと困りますからね。ちなみに今回はどちらも同じ内容でした(と言うか珍しい色なので配合データの種類が1つしか無いと言う・・・)。

look1尚、フレームに付いているワイヤーガイドについては今回は取り外さずこのままで行く事になっています。作業的にはどう考えても外した方が楽ですし仕上がりも良くなるのですが、今回は理由があるのです。

look3通常自転車フレームはチューブ(パイプ)のジョイント部分にサービスホールが空いているのですが、今回は接着剤が付いていて穴が殆ど埋まってしまっているのです。

look2恐らくはラグとチューブを繋ぐ部分に塗ったエポキシ接着剤だと思うのですが、どの穴もこんな感じなので、リベットやポップナットを外すとその破片が中に残ってしまい回収が出来ないのです。自分のフレームだったら気にしないのですが、やはりいつまでも中でカラカラ音がしていたら気持ち悪いですしね。

後日新たなLOOKのロゴデータを作製し、フレームのイメージイラストを作製したら改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!